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セ「それで、ノコノコと帰って来たんですね」
部屋には重い空気が流れていた。奇襲された後、まふまふと坂田は一通りの事を他のメンバーに話した。覚悟はしていたものの、センラから返された言葉は深く2人の胸に刺さった。
坂「で、でも！あんなに大きな音が響いたのに何で来てくれなかったんや！俺とまふまふだけで応戦したんやぞ！」
坂田の反論に、誰も口を開く者がいなかった。相手はかなりの実力者だと、もちろんわかっている。それでも、行けない理由があったのだ。
そ「俺が行くなって言ったからね」
坂「な、何でなんですか！」
そ「今回襲われたのはあの子だから。坂田かまふまふが襲われたなら、もちろん俺らだって助けに行くさ」
坂「何が違うんですか！」
ま「仲間じゃないから……」
坂「仲間……？お前それに気付いてたんか……！」
ま「誰も来ないから、そういう事なのかなって……」
坂「っ……。わかりました、俺だけで行ってきます」
う「坂田！」
坂田はそう言うと、最近覚えた箒に跨り宙に浮くという魔法を使い、外へ飛び出した。
志「アイツ、いつの間にあんな魔法を覚えてたんや……」
セ「追いますか？」
そ「いいよ。好きにさせとけば」
「その内わかる」という顔をして、そらるはベッドに寝転がった。これから仮眠でも取るつもりだろうか。
その後も気まづい雰囲気が流れた。うらたぬきの「取り敢えず解散」という一言で、この場はお開きとなった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
坂「何でなんや！」
その頃、坂田はそらるへの怒りを露にしながら西の拠点へと向かっていた。
魔法使いが被っていそうなとんがり帽子を片手で押さえつつ、覚えたての魔法なので、傍から見ても危なっかしい運転だとわかる。それでも飛ぶことを止めなかった。
この調子だと数時間で着くのではないだろうか。休憩を入れるつもりは無さそうだし、運が良ければあの襲撃者に間に合うのではないか。
坂「クッソ……待ってろよ！A！」
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ふわ - 全然大丈夫ですよ！この小説すきので無理をなさらない程度に頑張ってください ！ (2019年1月15日 21時) (
レス) id: 6b0daac0a7 (このIDを非表示/違反報告)
桜貝(プロフ) - ふわさん» 遅くなってしまい、申し訳ありません。励みになるコメント、ありがとうごさいます。 (2019年1月15日 1時) (レス) id: 6b2a63191d (このIDを非表示/違反報告)
ふわ - 好きです！頑張ってください！ (2018年12月11日 21時) (レス) id: 6b0daac0a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜貝 | 作成日時：2018年8月31日 23時
