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『え……』
まさかの発言に、開いた口が塞がらない状態だった。
『それで、私の能力って……』
そ「身体能力の向上」
坂「え、何それ？」
セ「身体能力の向上ね……」
坂「え、どういうことなんセンラ！」
坂田さん以外が理解したという顔をしていた。勿論、私も理解している。しかし、一つ疑問があるのだ。
『あの、一つ疑問があります。えっと……白髪の方とほぼ対等に戦えたのですか？』
みなさんは、念じたり唱えたりしているのだろうが、私は一度も身体能力が向上しろなんて思ってないのだ。なのにあそこまで戦えるなんて不思議過ぎる。
そ「そんなの簡単さ。ずっと能力が君に掛かっているからだよ」
『ずっと……ということは、私が無意識に能力を出しているという事ですか』
そ「そういう事。ずっと掛かってるって事は、エネルギーの消費が激しい。だから、まふまふとの戦いでバテちゃったんだよ」
そういう事だったのか。それなら、納得がいく。
セ「そらるさん。それって、記憶力とかにも関係あるんですか？」
そ「あると思うよ。記憶力だけじゃなくて、五感とかも上がってるだろうね」
志「だから、Aが坂田の唱えた呪文を一発で覚えてあの分厚い辞書から探し出せたり、武術も短期間で覚えられたんやな」
坂「ようわからんけど、凄いんやな！」
これが私の能力か……
身体能力の向上。これはきっと、使える能力なのだろう。今まで以上に武術を磨かなければいけないな。
そ「それで、君の能力がわかったけど。これからどうすんの？」
『また、東のショッピングモールに戻ります。自分で武術を磨いて、みなさんの迷惑にならないようにしながら生きていくつもりです』
坂「なぁ、A！誘ったら、俺と訓練してくれるか？」
『いいですよ。楽しみにしてますね。後、服を綺麗にしてくれて、ありがとうございました』
ま「忘れてないと思うけど、僕との勝負もついてないからね。後、僕はまふまふ。白髪の方じゃないから」
『はい、お手柔らかにお願いします』
みなさんに礼を言うと、私は乗ってきたスクーターで、東のショッピングモールに戻る。
早速屋上で武術や新たにナイフ術の本を開き、練習を始めた。
「臭う」
「え、何て？」
「東に新しいのが来た」
「ってことは視察に行くんやな……。何で俺が＿＿のペアなんや！ちょっ、＿＿に言わへんと！あぁ、行ってもうた……。後で怒られんのは俺なんやからな！」
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ふわ - 全然大丈夫ですよ！この小説すきので無理をなさらない程度に頑張ってください ！ (2019年1月15日 21時) (
レス) id: 6b0daac0a7 (このIDを非表示/違反報告)
桜貝(プロフ) - ふわさん» 遅くなってしまい、申し訳ありません。励みになるコメント、ありがとうごさいます。 (2019年1月15日 1時) (レス) id: 6b2a63191d (このIDを非表示/違反報告)
ふわ - 好きです！頑張ってください！ (2018年12月11日 21時) (レス) id: 6b0daac0a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜貝 | 作成日時：2018年8月31日 23時
