130 ページ32
︎︎
休暇が明け、また学校での生活が始まる。
『ハッピーニューイヤー、みんな。久しぶりね』
ハリ「久しぶりA」
ロン「君がいないとハーマイオニーの小言がうるさくて」
ハマ「ちょっとどう言う意味よ!A、会いたかった」
3人は休暇中ホグワーツに残って過ごしたみたいだ
『此処での休暇はどうだった?』
ハマ「変わらずよ。クリスマスの日に豪華なディナーが出たくらいね」
ロン「相変わらずママから手作りのプレゼントを貰ったよ。今年は手袋さ」
『豪華なディナーに手作りの手袋、どちらも素敵じゃない!』
ロン「そう?そんな君はマルフォイと過ごしたんだろ?」
『えぇ…まぁそうね』
ハマ「変わらずお熱いこと」
『もう恒例になってるのよ。…ハリーはどう?』
ハリ「僕は…」
そこまで言うとハリーは黙りこみ
暫くしてから口を開いた
ハリ「シリウス・ブラックについて色々知れたよ」
そう語る彼は悲しげな上、言葉には何処か怒りの様な感情が伝わってくる
『その話聞いてもいい?』
私の言葉にハリーはロンとハーマイオニーに
確認をとる様に目配せをし、2人が頷くと
ぽつりぽつりと話し始めた
ハリ「アイツは僕の両親と知り合いで、特に父さんとは親友だった。でも例のあの人の手下になったアイツは、僕らの居場所を漏らしてそれでっ…父さんと母さんは…」
そこまで言うと、彼はダン!と机に拳を叩きつける
『ハリー…』
ハマ「裏切ったのよ。友達だったのに」
ロン「ハリーの両親だけじゃないぜ?もう1人の親友の命も奪ったって、粉々にして。その人はハリーの両親に危険を知らせようとしてたらしいんだ」
そうだよなハリー?とロンが問うと彼は静か頷いた
『そんな酷い…』
ハリ「ファッジが言うのを僕はこの耳で聞いたから間違いないよ。僕は何があってもアイツを許さない。絶対に捕まえてアズカバンから一生出れなく…いや…殺してやるんだ」
そう力強く言うハリーの声は怒りからか
将又恐怖からか、少し震えていた
『ハリー、貴方は1人じゃない。私もロン、ハーマイオニーがいる。それだけじゃないわ。ホグワーツには貴方の味方が沢山いるの』
ハマ「そうよ、先生方だってハリーを気にかけてくださってるわ。だから抱え込まないで」
ロン「僕頼りないかもしれないけど…君の為ならなんだってやるよ」
ハリ「みんな…。でも僕も強くならなきゃ」
『…一体どうやって?』
ハリ「僕に考えがあるんだ」
︎︎
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←129
378人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
婭兎(プロフ) - スコーピウスのほっぺさん» スコーピウスのほっぺ様、コメントありがとうございます。お名前とてもかわいくて…🤭♥楽しみにしていただけてうれしいです! (8月24日 15時) (レス) id: 5eca00c6fb (このIDを非表示/違反報告)
スコーピウスのほっぺ(プロフ) - 一気読みしちゃいました!好みの作品すぎます...更新楽しみですー! (8月22日 22時) (レス) id: 3c5c103705 (このIDを非表示/違反報告)
婭兎(プロフ) - ウユさん» ウユ様、コメントありがとうございます!ゆっくりですが頑張って更新させていただきますね🤭 (7月2日 16時) (レス) id: 5eca00c6fb (このIDを非表示/違反報告)
ウユ(プロフ) - プライベートも更新も頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧ (7月2日 16時) (レス) id: 3c5c103705 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:婭兎 | 作成日時:2023年6月13日 4時