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休暇が明け、また学校での生活が始まる。

『ハッピーニューイヤー、みんな。久しぶりね』

ハリ「久しぶりA」

ロン「君がいないとハーマイオニーの小言がうるさくて」

ハマ「ちょっとどう言う意味よ!A、会いたかった」

3人は休暇中ホグワーツに残って過ごしたみたいだ

『此処での休暇はどうだった?』

ハマ「変わらずよ。クリスマスの日に豪華なディナーが出たくらいね」

ロン「相変わらずママから手作りのプレゼントを貰ったよ。今年は手袋さ」

『豪華なディナーに手作りの手袋、どちらも素敵じゃない!』

ロン「そう?そんな君はマルフォイと過ごしたんだろ?」

『えぇ…まぁそうね』

ハマ「変わらずお熱いこと」

『もう恒例になってるのよ。…ハリーはどう?』

ハリ「僕は…」

そこまで言うとハリーは黙りこみ
暫くしてから口を開いた

ハリ「シリウス・ブラックについて色々知れたよ」

そう語る彼は悲しげな上、言葉には何処か怒りの様な感情が伝わってくる

『その話聞いてもいい?』

私の言葉にハリーはロンとハーマイオニーに
確認をとる様に目配せをし、2人が頷くと
ぽつりぽつりと話し始めた

ハリ「アイツは僕の両親と知り合いで、特に父さんとは親友だった。でも例のあの人の手下になったアイツは、僕らの居場所を漏らしてそれでっ…父さんと母さんは…」

そこまで言うと、彼はダン!と机に拳を叩きつける

『ハリー…』

ハマ「裏切ったのよ。友達だったのに」

ロン「ハリーの両親だけじゃないぜ?もう1人の親友の命も奪ったって、粉々にして。その人はハリーの両親に危険を知らせようとしてたらしいんだ」

そうだよなハリー?とロンが問うと彼は静か頷いた

『そんな酷い…』

ハリ「ファッジが言うのを僕はこの耳で聞いたから間違いないよ。僕は何があってもアイツを許さない。絶対に捕まえてアズカバンから一生出れなく…いや…殺してやるんだ」

そう力強く言うハリーの声は怒りからか
将又恐怖からか、少し震えていた

『ハリー、貴方は1人じゃない。私もロン、ハーマイオニーがいる。それだけじゃないわ。ホグワーツには貴方の味方が沢山いるの』

ハマ「そうよ、先生方だってハリーを気にかけてくださってるわ。だから抱え込まないで」

ロン「僕頼りないかもしれないけど…君の為ならなんだってやるよ」

ハリ「みんな…。でも僕も強くならなきゃ」

『…一体どうやって?』

ハリ「僕に考えがあるんだ」


︎︎

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婭兎(プロフ) - スコーピウスのほっぺさん» スコーピウスのほっぺ様、コメントありがとうございます。お名前とてもかわいくて…🤭♥楽しみにしていただけてうれしいです! (8月24日 15時) (レス) id: 5eca00c6fb (このIDを非表示/違反報告)
スコーピウスのほっぺ(プロフ) - 一気読みしちゃいました!好みの作品すぎます...更新楽しみですー! (8月22日 22時) (レス) id: 3c5c103705 (このIDを非表示/違反報告)
婭兎(プロフ) - ウユさん» ウユ様、コメントありがとうございます!ゆっくりですが頑張って更新させていただきますね🤭 (7月2日 16時) (レス) id: 5eca00c6fb (このIDを非表示/違反報告)
ウユ(プロフ) - プライベートも更新も頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧ (7月2日 16時) (レス) id: 3c5c103705 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:婭兎 | 作成日時:2023年6月13日 4時

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