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ティールームに着くと、私たち以外全員揃っていた

ドラ「すみません、僕がお誘いしておいて…」

テオ「いいんだよドラコ君。お、Aも一緒だったのか」

『はい、お父様』

ルシ「2人ともかけなさい」

ルシウスさんに言われるがまま席に着くが
やっぱし少し気まずい…

ルシ「…それでドラコ、詳しく聞こうか。Aと付き合っていると?」

テオ「ッ!ゲホッゲホッ」

ジェ「…まぁ!」

ナル「…」

やっぱりその話を出すわよね…
ルシウスさんの一言でお茶を吹き出すお父様。
目を丸くするお母様。
ナルシッサさんに至っては真顔だ

ドラ「父上!…はぁごめんなさい。その通りです。僕が今日皆様をお誘いしたのは、その話がしたかったからです」

テオ「ほ、本当なんだよな?その…付き合ってるって」

ドラ「はい。1年ほど経っています」

ジェ「1年…あなた、1年ですって!」

私のお父様とお母様は嬉しそうにはしゃいでいる

それに対して…ナルシッサさんは依然表情が固い

『あの…ご報告が遅れてしまいごめんなさい』

ナル「…A。遊びじゃないわよね」

『…え?』

ルシ「ナルシッサ、何を言うんだ」

ナル「あなた!このことをヴァロア卿がお知りになったら…」

ルシ「もう知っている。第一、我が家の財産目当てで近づく家とドラコを婚約させるのに私は反対だった」

ナル「今更何をっ…」

『あの、私で心配かもしれませんが…本気でドラコのことを愛しているんです』

ドラ「母上。僕はAしかダメなんです。祝福してくれませんか…?」

ドラコが宥めるようにそう言うと
ナルシッサさんは不服そうな顔をし溜息をつくも

ナル「ドラコを傷つけるようなことがあったら、ただじゃ起きませんからね」

と仰ってくださった。

テオ「それにしてもルシウス。まさか学生時代の夢が叶うとは」

ルシ「そういえば…私の娘とテオの息子が結婚してくれたら嬉しい、とよく話していたな」

テオ「まぁ、娘と息子が逆になると思わなかったが」

『け、結婚ですか』

ジェ「ふふ今はまだいいわ」

ドラ「いいえジェシカさん。僕ちゃんと考えてますから」

ジェ「あなた!今の聞いた?!」

テオ「あぁしっかりとこの耳で聞いたぞ!」


それから私の両親はすこぶる機嫌がよく、
お茶会が終わるまでずっとこんな感じだった。


兎に角、無事に報告が出来てよかったわ…

130→←128-Draco side※微Rカモデス…



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婭兎(プロフ) - スコーピウスのほっぺさん» スコーピウスのほっぺ様、コメントありがとうございます。お名前とてもかわいくて…🤭♥楽しみにしていただけてうれしいです! (8月24日 15時) (レス) id: 5eca00c6fb (このIDを非表示/違反報告)
スコーピウスのほっぺ(プロフ) - 一気読みしちゃいました!好みの作品すぎます...更新楽しみですー! (8月22日 22時) (レス) id: 3c5c103705 (このIDを非表示/違反報告)
婭兎(プロフ) - ウユさん» ウユ様、コメントありがとうございます!ゆっくりですが頑張って更新させていただきますね🤭 (7月2日 16時) (レス) id: 5eca00c6fb (このIDを非表示/違反報告)
ウユ(プロフ) - プライベートも更新も頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧ (7月2日 16時) (レス) id: 3c5c103705 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:婭兎 | 作成日時:2023年6月13日 4時

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