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駅に着き汽車を降りると、ハリーたちが待っていてくれた
ドラ「じゃあA、僕は先に行くよ」
ドラコはクラッブとゴイルに目配せをする
きっと彼なりに気を使ってくれたのだろう
『うん、また後でね』
彼と別れハリーたちと合流して
ひとりでに動く馬車に乗り込んだ
ロン「あのマルフォイがAを僕らに譲るなんて…明日槍でも降るんじゃないのか?」
ハリ「A、大丈夫だった?」
『えぇ。みんなは?』
ハリ「僕は襲われたけど、でもこの通り元気さ」
ハマ「Aが無事でよかった。やっぱりあなたと一緒にいるべきだったわ…」
ハーマイオニーは申し訳なさそうな顔をする
『あの怪物みたいなやつ見た?あれなんだったの?』
ハマ「
『アズカバンの?どうしてこんな所に…』
ハリ「シリウス・ブラックが脱獄したのは知ってる?汽車であった新しい先生がディメンターたちはそいつを探してるって」
『脱獄…。新学期なのに明るい気持ちになれないわね』
ロン「言えてる。これ以上何もないといいけど」
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合唱団が歌い終わるとダンブルドア先生が話を始めた
ダン「いよいよホグワーツの新学期が始まる。宴のご馳走でボーッとなる前に話しておこうかの。まず初めにR.J.ルーピン先生を紹介しよう」
つぎはぎのあるコートを来た男の人がお辞儀をする
闇の魔術に対する防衛術を教えてくださるらしい
ハマ「だからチョコレートが効くって知ってたんだわ」
ハーマイオニーは納得したように呟いた
ドラ「ポッター気絶したんだって?」
どこからその話を聞いたのか、
私たちのすぐ後ろに座っていたドラコが
ハリーを小馬鹿にするように話しかける
ロンがうるさいぞハリーを前に向かせた
ハリ「なんで知ってるんだ」
不穏な空気が漂っているのに
人を小馬鹿にすることが信じられず
私は彼をジッと睨みつける
しばらく笑っていたが私の視線気がつくと
ドラコは口を噤んだ
ダンブルドア先生の話によると
魔法生物飼育学は前任の先生が退職されたので
代わりにハグリッドが教えることになったそうだ
そして最後は…ディメンターの話だった
ダン「魔法省の申し入れによりホグワーツは当面の間、アズカバンのディメンターに守られることとなった」
ハリーが汽車で聞いた通り
シリウス・ブラックが関係しているようだ
なにか良くないことが起こる予兆な気がして
Aは思わず身震いをした
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婭兎(プロフ) - スコーピウスのほっぺさん» スコーピウスのほっぺ様、コメントありがとうございます。お名前とてもかわいくて…🤭♥楽しみにしていただけてうれしいです! (8月24日 15時) (レス) id: 5eca00c6fb (このIDを非表示/違反報告)
スコーピウスのほっぺ(プロフ) - 一気読みしちゃいました!好みの作品すぎます...更新楽しみですー! (8月22日 22時) (レス) id: 3c5c103705 (このIDを非表示/違反報告)
婭兎(プロフ) - ウユさん» ウユ様、コメントありがとうございます!ゆっくりですが頑張って更新させていただきますね🤭 (7月2日 16時) (レス) id: 5eca00c6fb (このIDを非表示/違反報告)
ウユ(プロフ) - プライベートも更新も頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧ (7月2日 16時) (レス) id: 3c5c103705 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:婭兎 | 作成日時:2023年6月13日 4時