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次の日の朝
今日はグリフィンドールのクィディッチの試合がある
ハリーの応援もあるから楽しみにしていたけど…
ロン「君たちどうしたの?お通夜みたいな顔して」
昨日のお父様からの手紙で
私とハーマイオニーのテンションは最悪だった
ハマ「なんでもない…あー、でもあなた達は知っておいた方がいいかもしれないわね」
『そうね。2人ともこれ読んで』
私はポケットから例の手紙を出すとハリーとロンに渡した
ハリ「これ…手紙?」
ロン「読んでいいの?」
2人は黙り込んで真剣に読んでいたが
たった数行なので渡してからすぐに声を上げた
「「ハグリッドを訴えるってどういうこと?!」」
その声に大広間中の視線が私たちにあつまる
ハマ「ちょっと!声が大きいわ」
ハリ「だってハグリッドが裁判にかけられるんだよ?
ハーマイオニー達こそどうして普通にしてられるの?」
『落ち着いてハリー。"事実確認が出来る場を設けるよう、魔法省に申請をした"ってあるから、まだ裁判をやるって決まった訳じゃないの』
ハリ「だけど…。それに何でAのお父さんから手紙が来るの?」
『私が少し前に怪我をしたでしょう?ハグリッドの授業で。その話がお父様の耳に入ったんだと思う』
ロン「でもあれは…マルフォイが」
ドラ「僕がなんだウィーズリー」
いつの間にか後ろにはドラコがいた
ハリ「君たちは自分の席に戻ったらどうなんだ」
ドラ「彼女に朝の挨拶もさせてくれないなんて、いいご身分だなポッター。……何かあったのかA。顔色が悪い」
ハリーたちに向けていた視線を私に移すなり
ドラコは心配そうに私の顔を覗き込んだ
『そんな酷い顔してた?』
ドラ「酷い顔なんて言うな。とても綺麗だ」
ロン「わかったぞ。君が言い出したんだろマルフォイ」
ハリ「Aにいい顔見せたいからって、してもいいことと悪いことがあるだろ」
ドラ「何を言ってる」
『執拗に彼を疑うのはやめて』
ハマ「そうよ、滑稽だわ。ねぇマルフォイこれ読んで」
ドラ「テオさんから?……おいこれ事実か?!」
『ルシウスさんから何か聞いてない?』
ドラ「僕は何も…」
『そっか…』
ドラコは何も知らない様だ
ハマ「ほら言ったじゃない」
ロン「ごめん」
ハリ「…うん」
ドラ「僕も父上に聞いてみるよ」
『ありがとうドラコ』
ドラ「やっと笑顔が戻ったな」
ドラコはそう言うと安心したように
私の頭をポンポンして自分の席に戻って行った
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婭兎(プロフ) - スコーピウスのほっぺさん» スコーピウスのほっぺ様、コメントありがとうございます。お名前とてもかわいくて…🤭♥楽しみにしていただけてうれしいです! (8月24日 15時) (レス) id: 5eca00c6fb (このIDを非表示/違反報告)
スコーピウスのほっぺ(プロフ) - 一気読みしちゃいました!好みの作品すぎます...更新楽しみですー! (8月22日 22時) (レス) id: 3c5c103705 (このIDを非表示/違反報告)
婭兎(プロフ) - ウユさん» ウユ様、コメントありがとうございます!ゆっくりですが頑張って更新させていただきますね🤭 (7月2日 16時) (レス) id: 5eca00c6fb (このIDを非表示/違反報告)
ウユ(プロフ) - プライベートも更新も頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧ (7月2日 16時) (レス) id: 3c5c103705 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:婭兎 | 作成日時:2023年6月13日 4時