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今日はホグズミードへの外出の日
初めて行く3年生にとっては待ちに待った日だ

『ねぇハーマイオニー。こっちとこっち、どっちがいいかな?』

ハマ「ちょっとまだ決めてなかったの?昨日から悩んでるじゃない」

『そうなんだけど…』

当のAは着ていく服が決まらず悩んでいる
ドラコとのデートだ。適当には選べない

『外は寒いわよね…厚着していくべき?』

ハマ「…」

約束の時間もあるからもう決めなくてはならないのに
焦れば焦るほどよくわからなくなってくる

ハマ「はぁ…借して。そんなんじゃ一生決まらないわ。私が決めてあげる」

ハーマイオニーはそう言うと
私のキャビネットを開けて服を出し始めた

『え、ハーマイオニー?!』

ハマ「つべこべ言わないの!ほら鏡の前に立って」

『は、はい!』

彼女は床に広げた服を何着かとり
コーディネートをはじめた

ハマ「マルフォイとのデートでしょ?だったら上はニットがいいわね。そうすると下は…」

次々と私の身体に服を当てて決めていく
私と違って決断力のある人はやっぱりすごいわ…

『まるで着せ替え人形になった気分よ』

ハマ「そうね。Aは人形みたいに綺麗だから私も楽しいわ」

『それ褒め言葉?』

ハマ「えぇ、もちろん」

そんなこんなで色々な服を試されたけど
あれだけ悩んで決まらなかったコーデが
ハーマイオニーのおかげあっという間に決まった

『わぁ…とってもいい感じ!ありがとうハーマイオニー!』

ハマ「とっても素敵よA。マルフォイに見せるのがもったいないわ」

『あなたのおかげよ』

ハマ「まぁ…そうね?そろそろ中庭に行きましょうか」





中庭に着くと生徒が集まっていた

フィルチさんに許可証を出してドラコを探す
ハーマイオニーはハリーとロンを探している

『ハーマイオニー、あそこにロンがいるわ』

ハマ「本当ね!…でもハリーがいない」

『時期に来るわよ。じゃあ楽しんで!』

ハマ「えぇ。Aもね?」

彼女と別れて人混みの奥の方へ行くと
すぐにドラコと合流出来た

ドラ「Aこっち!」

『ドラコ!探したわ』

ドラ「君を見つけるのは得意分野だ」

マク「よろしいですか。ホグズミードへの外出はご褒美です。ホグズミードで悪い行いをすれば二度と外出の許可は出ません」

マクゴナガル先生のお話が終わるといよいよ出発

ドラ「行こう」

『えぇ』

差し出された手をとる

抑えきれないワクワクを胸にフィルチさんの後に続いた

116→←114-Draco side



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婭兎(プロフ) - スコーピウスのほっぺさん» スコーピウスのほっぺ様、コメントありがとうございます。お名前とてもかわいくて…🤭♥楽しみにしていただけてうれしいです! (8月24日 15時) (レス) id: 5eca00c6fb (このIDを非表示/違反報告)
スコーピウスのほっぺ(プロフ) - 一気読みしちゃいました!好みの作品すぎます...更新楽しみですー! (8月22日 22時) (レス) id: 3c5c103705 (このIDを非表示/違反報告)
婭兎(プロフ) - ウユさん» ウユ様、コメントありがとうございます!ゆっくりですが頑張って更新させていただきますね🤭 (7月2日 16時) (レス) id: 5eca00c6fb (このIDを非表示/違反報告)
ウユ(プロフ) - プライベートも更新も頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧ (7月2日 16時) (レス) id: 3c5c103705 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:婭兎 | 作成日時:2023年6月13日 4時

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