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お昼を取り終えてハーマイオニーと一緒に
魔法薬学の教室へ戻ると
教室の入口でクラッブにゴイルとばったり会った
ハーマイオニーは先に行くわ、と教室に入ってしまう
『2人ともお昼はたくさん食べた?』
「「あぁ!」」
『よかったわね!…ところであなた達のボスは?』
ボスという言葉に?を浮かべてた2人だが
マルフォイのことだと分かると
クラ「作ってる薬が心配だから先に行くって」
『1人で?』
ゴイ「うん。失敗したくないらしい。きっかり60分で次の工程に行くんだって」
「…そう」
教室に入り大釜へ足を運ぶ
見るとクラッブとゴイルの言う通り
時計とにらめっこしているマルフォイがいた
『…マルフォイ』
ドラ「…A」
『あと何分?』
ドラ「あと2分半で60分だ」
『…見ていてくれたのね、ありがとう』
ドラ「…ッ//し、失敗したら僕の成績が台無しだからな」
『そうね。私はコウモリの脾臓を用意しておくわ』
ドラ「…あ、あぁ」
授業が始まり、準備していたコウモリの脾臓を入れた
ドラ「僕がかき混ぜるよ」
そう言い大きなスプーンを手に取る彼
かき混ぜ始めるその瞬間
私はあることに気がついた
回す向きは反時計回り
でも彼は時計回りにかき混ぜようとしてる!
『待って!!』
思わず彼の手首を掴んでそう叫ぶ
ドラ「ど、どうした」
『教科書みて。"反時計回りに掻き回す"よ。あなた時計回りにしようとしてたから…』
ドラ「す、すまない…」
あと少しのところで失敗にするところだった…
4回混ぜたら火を弱くして…教科書通りに杖を振れば
『「…できた!!」』
セブを呼んで完成した薬を見てもらう
スネ「…完璧なふくれ薬だ。1番初めに完成させたのはMr.マルフォイとMs.レイノルズ。さすが吾輩が見込んた2人である」
相変わらず眉間に皺を寄せているが
口元に嬉しさが隠しきれていないセブ
それを見て私も嬉しくなった
ふくれ薬はそこまで難易度の高くない薬だから
みんな次々と完成させ、三限は少し早めに終わった
ドラ「待て、A!」
ハリーたちと次の教室へ向かっていると
後ろから声をかけられる
『マルフォイ…』
ハマ「ハリー、ロン。2人にさせてあげましょ」
ハリ「嫌だね!なんだよマルフォイ」
ロン「おい、ハリー!よせ!」
ドラ「お前に用はない!」
ハリ「知るもんか!早くどこかに行けよ!」
ドラ「クソッ…」
そう言うと彼は私に紙切れを投げつけて
どこかに行ってしまった
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婭兎(プロフ) - 水衣さん» 水衣様、コメントありがとうございます!大好きなんてお褒めの言葉…嬉しすぎます🫶🏻 (5月23日 5時) (レス) id: 3c5c103705 (このIDを非表示/違反報告)
水衣(プロフ) - 面白いです…!このお話大好きです(♡>艸<) (5月22日 21時) (レス) id: 0620eebe98 (このIDを非表示/違反報告)
婭兎(プロフ) - ぽんみかんさん» ぽんみかん様、コメントありがとうございます!一気見なんて…嬉しいです😳🤍 (5月10日 21時) (レス) id: 3c5c103705 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんみかん(プロフ) - 一気見しちゃいました、、、!更新待ってます(昨日コメントしたのですが、間違えて消しちゃって。2回目ですごめんなさい(ToT)) (5月10日 19時) (レス) @page16 id: 0620eebe98 (このIDを非表示/違反報告)
婭兎(プロフ) - なまたまごさん» なまたまご様、前作から引き続きありがとうございます!頑張ります! (2023年5月3日 17時) (レス) id: 3c5c103705 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:婭兎 | 作成日時:2023年4月17日 8時