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荷物をまとめて駅に向かう

長いようで短かったホグワーツでの1年が
また終わりを迎えた

ロン「もしかしてホグワーツにいる時って、誰か魔法で1年を短くしてる?」

『確かにそう感じるほどあっという間ね』

ハリ「もう2年も過ぎちゃったよ…」

ハマ「石にされてる間、時間を無駄にしたわ」

もっと学びたいことがあったのに、と
項垂れるハーマイオニー

ジニ「ロン!」

ジニーがこちらに向かって走ってくる
どうやらロンがちゃんと汽車に乗るか確認しろって
モリーさんに言われたらしい

ロン「ママはほんとお節介だよ。あんな車の旅、もうこりごりだね」

ジニ「あなたがいけないんでしょう?」

ハリ「どっちが年上かわからないやw」

ハマ「ほんとね」

そういえばまだジニーとちゃんと話せてなかったわ

『ジニー、もう知っていると思うけど…A・レイノルズよ。本当はもっと早く挨拶したかった』

ジニ「ジニー…ジネブラ・ウィーズリーです。私Aに謝らなきゃ。変に避けたりしてごめんなさい」

『いいのよ、こうして話せてるじゃない。体調はもう平気?』

ジニ「えぇ。ハリーが助けてくれたから」

そう言ってハリーを観るジニーの顔はほんのり赤かった

もしかしてジニーって…

ハリ「…?2人ともどうかした?」

『何でもないわ。ね、ジニー?』

ジニ「えっ?!」

ハマ「汽車が来たわよ!」

ハーマイオニーの声がするほうを見ると
白い煙を吐きながら汽車がやってきた

荷物を預けないと

トランクを持ってハリーたちと歩き出そうとすると

ドラ「残念だが君はこっちだ」と、後ろに引っ張られた

『いるなら普通に声かけて?』

ドラ「お喋りに夢中で僕に気が付かないAが悪い」

ハマ「愛おしい彼の登場ね」

ジニ「最悪…」

ハリ「マルフォイ、Aは僕らと帰るんだ。去年もそうだった」

ドラ「Aがそう言ったのか、ポッター?」

『ちょっとドラコ』

ハリ「それは…。でも汽車に乗る時はいつも僕らと一緒だ!」

ドラ「残念だがその"いつも"は今日で終わりのようだ」

そう言うと彼は私の頬にキスを落とし
勝ち誇ったような満面の笑みを浮かべた

『あぁ…えっと…』

ハリ「ッ!」

ハマ「まぁ…」

ドラ「おや、何も言えないみたいだな」

ロン「…僕たちもう行こう。A、また新学期」

『みんなっ…もうドラコ!行っちゃったじゃない!』

ドラ「ふん」

ドラコは不機嫌そうな顔をして
先に汽車へ乗り込んでしまった

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婭兎(プロフ) - 水衣さん» 水衣様、コメントありがとうございます!大好きなんてお褒めの言葉…嬉しすぎます🫶🏻 (5月23日 5時) (レス) id: 3c5c103705 (このIDを非表示/違反報告)
水衣(プロフ) - 面白いです…!このお話大好きです(♡>艸<) (5月22日 21時) (レス) id: 0620eebe98 (このIDを非表示/違反報告)
婭兎(プロフ) - ぽんみかんさん» ぽんみかん様、コメントありがとうございます!一気見なんて…嬉しいです😳🤍 (5月10日 21時) (レス) id: 3c5c103705 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんみかん(プロフ) - 一気見しちゃいました、、、!更新待ってます(昨日コメントしたのですが、間違えて消しちゃって。2回目ですごめんなさい(ToT)) (5月10日 19時) (レス) @page16 id: 0620eebe98 (このIDを非表示/違反報告)
婭兎(プロフ) - なまたまごさん» なまたまご様、前作から引き続きありがとうございます!頑張ります! (2023年5月3日 17時) (レス) id: 3c5c103705 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:&#23149;兎 | 作成日時:2023年4月17日 8時

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