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図書館から出て外にいるドラコに声をかける
『ドラコ。どうしたの?』
ドラ「もういいのか?」
『まだだけど…ハーマイオニーが行ってって』
ドラ「フンッ、マグルの割には気が利くな」
素直に喜べばいいのに…
そういうところが可愛くないんだから
『またそんなこと言って…やっぱり彼女の所に戻ろかしら?』
ドラ「それはヤダっ!」
『もう言わない?』
ドラ「…Aの友達だから、仕方なしだ」
『ふふ、ありがとう』
ドラ「それで…クィディッチの試合見に行かないか?」
『え?でもスリザリン出ないわよ?』
いいの?と聞くと
ドラ「あ、相手がどんなプレーをするのか視察に行くだけだ!別に応援しに行くんじゃない。…それにグリフィンドールが出るなら、A見に行きたいだろ?」
『えぇ!嬉しいわ、ありがとう』
私がそういうと、ドラコも嬉しそうに笑った
✡
競技場に着くと試合前なのに会場は大盛り上がりだった
『すごいわね…席が空いているといいんだけど』
ドラ「スリザリンの席で見ればいい」
そうね、とドラコと席を取りに行こうとすると
セド「…もしかしてA?」
『セド!』
後ろからセドに声をかけられた
セド「来れないって言ってなかったっけ?ほら、友達と調べ物しなきゃいけないって」
『そうだったんだけど、彼に誘われて…少し前からお付き合いしてるドラコよ。ドラコ、こちらはセド。彼、2つ上の先輩なの』
セドにはドラコを、ドラコにはセドを紹介する
セド「セドリック・ディゴリーです、マルフォイ君」
ドラ「ドラコ・マルフォイです。"僕の"Aがお世話になっているそうで」
そう言ってドラコは私をグイッと引き寄せる
『ちょっと//』
セド「彼氏ができたならもっと早く言ってくれればよかったのに!おめでとう、A」
『恥ずかしくて言うタイミングが…。ありがとう、セド』
セド「僕に隠し事はなしだろ?」
『えぇそうね。ごめんなさい』
セド「謝らないで!大丈夫だからw…とりあえず来てくれて嬉しいよ」
『対戦相手だから勝ってね!とは言えないけど、応援しているわ。うちのハリーは手強いわよ?』
セド「ハッフルパフも負けてないからな?」
『お手並み拝見ね?…怪我だけはしちゃダメよ』
セド「うん、ありがとう!僕、頑張れそうだ」
じゃあ行くね!と手を振ってセドは走って行ってしまった
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婭兎(プロフ) - 水衣さん» 水衣様、コメントありがとうございます!大好きなんてお褒めの言葉…嬉しすぎます🫶🏻 (5月23日 5時) (レス) id: 3c5c103705 (このIDを非表示/違反報告)
水衣(プロフ) - 面白いです…!このお話大好きです(♡>艸<) (5月22日 21時) (レス) id: 0620eebe98 (このIDを非表示/違反報告)
婭兎(プロフ) - ぽんみかんさん» ぽんみかん様、コメントありがとうございます!一気見なんて…嬉しいです😳🤍 (5月10日 21時) (レス) id: 3c5c103705 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんみかん(プロフ) - 一気見しちゃいました、、、!更新待ってます(昨日コメントしたのですが、間違えて消しちゃって。2回目ですごめんなさい(ToT)) (5月10日 19時) (レス) @page16 id: 0620eebe98 (このIDを非表示/違反報告)
婭兎(プロフ) - なまたまごさん» なまたまご様、前作から引き続きありがとうございます!頑張ります! (2023年5月3日 17時) (レス) id: 3c5c103705 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:婭兎 | 作成日時:2023年4月17日 8時