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『ハーマイオニー、おはよう!…すごい荷物ね』

ハマ「おはよ、A。ちょうどよかった手伝ってくれない?」

そう言って持っていたものを次々と私に手渡す

『何するつもり?』

ハマ「あなた薬学は得意よね?」

『えぇ。……まさか』

ハマ「そのまさかよ。ポリジュース薬を作り始めないと!」

『材料はどこから…』

ハマ「細かいことはいいの!行くわよ!」



ハマ「再び?秘密の部屋は前にも開かれたの?」

ハリーが入院中に石になったコリンが運ばれきて。
その時、ダンブルドア先生が"秘密の部屋が再び(・・)開かれた"って確かに言ったらしい

ロン「もちろん、決まってるじゃん。ルシウス・マルフォイが学生だった頃に開けたんだよ」

『ルシウスさんが?』

ロン「そう。で、ドラコに開け方を教えた」

『確かに辻褄はあうけど…』

ハマ「ポリジュース薬が出来れば確かめられるわ」

ロン「…聞くけどさ、こんなとこで昼間っから薬作ってていいの?女子トイレのど真ん中で」

ロンの言うとうり、私たちは今2階の女子トイレに
座り込んで鍋を取り囲んでいる

ハマ「ここには誰も来ないわ」

ロン「…何で?」

『嘆きのマートルよ』

ロン「マートルって…誰?」

?「私が嘆きのマートルよ!!!」

大きな声がして振り返ると
マートルがロンに向かって叫んだみたい

マト「どうせ私の事なんか知らないんでしょ!誰も私の話なんかしない…惨めなめそめそマートルの事なんか」

うわぁんと泣き声を上げると
彼女はトイレにダイブしてしまった

ハマ「傷つきやすいコなの…」

泣き声が聞こえる個室に近づき声をかける

『あー、初めまして』

マト「…あんただぁれ?」

『Aです。ジェシカ・フォーリーの娘の…』

お母様の名前を出すと、マートルは明るい表情になった

マト「ジェシカって…まさか」

彼女はトイレから出て、私の周りを3周する

マト「いやん、ほんとにあの子の子供なのね!鼻筋がシュッとしてて…そっくりだわ」

と抱きついてきた
…正確には抱きつこうとして私の身体を通り抜けたが

『お母様から聞いてます。話し相手になってくれたって』

マト「泣いていた私に優しい言葉をかけてくれたの。長いことココにいるけど、あんなに素敵な女性初めてよ!」

ハリ「やっぱ君のお母さん、いい人だね。Aに似て」

ロン「僕もそう思う」

『照れるわ…』

ハマ「よし、今日はこのくらいにしましょう」

『えぇ。マートル、また来るわね!』

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婭兎(プロフ) - 水衣さん» 水衣様、コメントありがとうございます!大好きなんてお褒めの言葉…嬉しすぎます🫶🏻 (5月23日 5時) (レス) id: 3c5c103705 (このIDを非表示/違反報告)
水衣(プロフ) - 面白いです…!このお話大好きです(♡>艸<) (5月22日 21時) (レス) id: 0620eebe98 (このIDを非表示/違反報告)
婭兎(プロフ) - ぽんみかんさん» ぽんみかん様、コメントありがとうございます!一気見なんて…嬉しいです😳🤍 (5月10日 21時) (レス) id: 3c5c103705 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんみかん(プロフ) - 一気見しちゃいました、、、!更新待ってます(昨日コメントしたのですが、間違えて消しちゃって。2回目ですごめんなさい(ToT)) (5月10日 19時) (レス) @page16 id: 0620eebe98 (このIDを非表示/違反報告)
婭兎(プロフ) - なまたまごさん» なまたまご様、前作から引き続きありがとうございます!頑張ります! (2023年5月3日 17時) (レス) id: 3c5c103705 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:&#23149;兎 | 作成日時:2023年4月17日 8時

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