An evanescent dream.��

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大広間へ入ると
一足先にハリーとロンが席に着いていた

ﾊﾘ｢2人とも！｣

私たちに気がついたのか手招きをするハリー

軽く手を振り返してハーマイオニーと
彼らの元へ向かった


ﾊﾘ｢A、平気だった？｣

『…何が？』

ﾛﾝ｢さっきの授業で体調悪そうにしてたろ？｣

『平気よ。もう元気いっぱい』

ﾊﾏ｢私がもっと早く気がつけばよかったの…｣

ﾛﾝ｢でもマルフォイが助けくれてよかっt ﾊﾏ｢ロン！｣…なんだよ、事実だろ？｣

『…ｯ』

ﾊﾘ｢…どうしてマルフォイ？｣

ハリーが不思議そうに尋ねる

ﾛﾝ｢Aはマルフォイがすk ﾊﾏ｢誰も気が付かず倒れるよりよかったって意味よ｣…そういうこと｣

ﾊﾘ｢…そっか｣

そういうハリーはとても複雑な顔をした


ﾊﾟｼｬｯ

急に響くシャッター音に思わず振り返る
そこにはカメラを持った可愛らしい男の子がいた

？｢ハリー！僕はコリン･クリービー。今年からグリフィンドールに入りました！｣

ﾊﾘ｢あー…よろしくコリン｣

聞くところによると彼、ハリーの大ファンらしい

ｺﾘ｢もう1枚写真撮ってもいいですか！カメラ目線で…｣

そういい、カメラを構えるコリン

『…あっ！ちょっと待って』

私はハリーのネクタイが曲がっているのに気が付き
慌てて直す

ﾊﾘ｢ありがと//｣

『かっこよく撮ってもらわないとね？』

ﾊﾟｼｬｯ

そんな話をしていたらまたシャッターがきられた

ｺﾘ｢すごくお似合いですよ！｣

『…え？』

ｺﾘ｢お名前は？｣

『…A･レイノルズです』

ｺﾘ｢2人は交際しているんですか？｣

彼が大きな声で言うものだから話が聞こえたのか
周りがザワザワとし始めた

『ちょっと！何言ってるの！』

ﾊﾘ｢コ、コリン！違う誤解だよ｣

ｺﾘ｢恥ずかしがらないでくださいよ｣

ﾊﾘ｢ほんとに違うんだ、今はまだ！！｣

『……今はまだ？』

ﾊﾘ｢あー…なんでもない//｣

『そう』

ﾌﾚ｢大スクープの予感ですな、コリン｣

ｺﾘ｢えぇ、とてもいい写真が撮れました！｣

ｼﾞｮ｢グリフィンドールの英雄と姫…密かに育む愛…なんて見出しはどうだ｣

ｺﾘ｢それ最っ高です！｣

『フレッド！ジョージ！』

私が声をかけるも彼らの耳には届いてないみたい
もう…ほんとに違うんだってば


ﾛﾝ｢(ねぇ胸騒ぎがするのは僕だけ？)｣

ﾊﾏ｢(いいえ私もよ。とてもマズイわ)｣

そういう2人の目線の先には
顔を真っ赤にしてパンをにぎりつぶす
ドラコの姿があった

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