検索窓
今日:6 hit、昨日:12 hit、合計:64,906 hit

005 ページ6

︎︎

︎︎︎︎

?「本当なんだ、汽車で聞いた話。あのハリー・ポッターがホグワーツに来たって」


怖そうな先生がいなくなると
どこからか聞こえる声


"ハリー・ポッターってあの?"

"生き残った男の子よ!"

"おでこにイナズマ型の傷があるって聞いたぜ"

"どんな子なのかしら"


ザワザワと騒がしくなる


?「こいつはクラッブにゴイル。僕はマルフォイ。ドラコ・マルフォイ」


声がした方を見ると、プラチナブロンドの髪の毛を
ご丁寧にオールバックにして固めた男の子が
ハリーとロンに絡んでいた


マルフォイ…確かお父様の同級生に
同じ苗字の方がいた気がする
もしかすると、そのご子息かしら


ハマ「なんかアイツ嫌な感じね」


『そうね…でも私あの人知ってるかも』


ハマ「ならA、何か言ってやりなさいよ」


『無理よ。お父様があの人のお父様と知り合いなだけだから』


ドラ「なんだ?僕の名がおかしいか?君の名前は聞くまでも無いな。赤毛にこのおさがりのローブ。ウィーズリー家の子だろ?」


マルフォイの自己紹介に吹き出してしまった
ロンにつっかかってる
確かに珍しい名前だけど…
もし本当に私の知ってるマルフォイ家だったら
ロンまずいよ…


ハマ「あきれた…人の事見下して何が楽しいのかしら」



ドラ「魔法族には家柄がいいのとそうでないのがいるんだ。友達は選んだ方がいい。僕が教えてあげよう」


さぁ?とドヤ顔でハリーに握手を求めるマルフォイ
しかし、ハリーはその手を拒み


"いいよ、友達なら自分で選べる"

と一掃した


そこにちょうど怖そうな先生が帰ってきて
マルフォイは丸められた羊皮紙で
頭をポンと軽く叩かれていた


クスクスと周りから笑い声が上がると
マルフォイは顔を赤くして悔しそうにしている


『「やるわね、ハリー!」』


ハーマイオニーとハイタッチをしていると


ドラ「……チラッ」


一瞬だけど、目があった気がした


『ヤバい…見られたかも…』


ハマ「アイツに?目をつけられたかしら」


『分からない…私が知ってる人だったらかなりマズイわ…お父様になんて言われるか』


ハマ「大丈夫よ。直接話したわけじゃないし、気のせいかもしれないでしょ?」


『そうよね』


きっとなんともない


そう自分に言い聞かせて
怖そうな先生の後に続き大広間へ歩みを進めた

006→←004



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
173人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

婭兎(プロフ) - さめさん» さめ様、コメントありがとうございます!本当ですか?!そう言っていただけてとても嬉しいです…🥹🤍モチベーションになりますっ!更新頑張りますね💪🏻 (2023年4月16日 21時) (レス) id: fc12880bbf (このIDを非表示/違反報告)
さめ(プロフ) - すっっごく面白いです…!!🫶🏻更新等頑張って下さい、楽しみにしております!💘 (2023年4月16日 20時) (レス) id: 98685b77bc (このIDを非表示/違反報告)
婭兎(プロフ) - なまたまごさん» なまたまご様、コメントありがとうございます!人生で初めてコメント頂きました…嬉しいです😭励みになりますっ!これからもがんばって書かせて頂きますねっ (2023年4月7日 20時) (レス) id: fc12880bbf (このIDを非表示/違反報告)
なまたまご(プロフ) - 応援してます。頑張ってください (2023年4月7日 19時) (レス) id: 0620eebe98 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:婭兎 | 作成日時:2023年4月4日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。