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?「本当なんだ、汽車で聞いた話。あのハリー・ポッターがホグワーツに来たって」
怖そうな先生がいなくなると
どこからか聞こえる声
"ハリー・ポッターってあの?"
"生き残った男の子よ!"
"おでこにイナズマ型の傷があるって聞いたぜ"
"どんな子なのかしら"
ザワザワと騒がしくなる
?「こいつはクラッブにゴイル。僕はマルフォイ。ドラコ・マルフォイ」
声がした方を見ると、プラチナブロンドの髪の毛を
ご丁寧にオールバックにして固めた男の子が
ハリーとロンに絡んでいた
マルフォイ…確かお父様の同級生に
同じ苗字の方がいた気がする
もしかすると、そのご子息かしら
ハマ「なんかアイツ嫌な感じね」
『そうね…でも私あの人知ってるかも』
ハマ「ならA、何か言ってやりなさいよ」
『無理よ。お父様があの人のお父様と知り合いなだけだから』
ドラ「なんだ?僕の名がおかしいか?君の名前は聞くまでも無いな。赤毛にこのおさがりのローブ。ウィーズリー家の子だろ?」
マルフォイの自己紹介に吹き出してしまった
ロンにつっかかってる
確かに珍しい名前だけど…
もし本当に私の知ってるマルフォイ家だったら
ロンまずいよ…
ハマ「あきれた…人の事見下して何が楽しいのかしら」
ドラ「魔法族には家柄がいいのとそうでないのがいるんだ。友達は選んだ方がいい。僕が教えてあげよう」
さぁ?とドヤ顔でハリーに握手を求めるマルフォイ
しかし、ハリーはその手を拒み
"いいよ、友達なら自分で選べる"
と一掃した
そこにちょうど怖そうな先生が帰ってきて
マルフォイは丸められた羊皮紙で
頭をポンと軽く叩かれていた
クスクスと周りから笑い声が上がると
マルフォイは顔を赤くして悔しそうにしている
『「やるわね、ハリー!」』
ハーマイオニーとハイタッチをしていると
ドラ「……チラッ」
一瞬だけど、目があった気がした
『ヤバい…見られたかも…』
ハマ「アイツに?目をつけられたかしら」
『分からない…私が知ってる人だったらかなりマズイわ…お父様になんて言われるか』
ハマ「大丈夫よ。直接話したわけじゃないし、気のせいかもしれないでしょ?」
『そうよね』
きっとなんともない
そう自分に言い聞かせて
怖そうな先生の後に続き大広間へ歩みを進めた
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婭兎(プロフ) - さめさん» さめ様、コメントありがとうございます!本当ですか?!そう言っていただけてとても嬉しいです…🥹🤍モチベーションになりますっ!更新頑張りますね💪🏻 (2023年4月16日 21時) (レス) id: fc12880bbf (このIDを非表示/違反報告)
さめ(プロフ) - すっっごく面白いです…!!🫶🏻更新等頑張って下さい、楽しみにしております!💘 (2023年4月16日 20時) (レス) id: 98685b77bc (このIDを非表示/違反報告)
婭兎(プロフ) - なまたまごさん» なまたまご様、コメントありがとうございます!人生で初めてコメント頂きました…嬉しいです😭励みになりますっ!これからもがんばって書かせて頂きますねっ (2023年4月7日 20時) (レス) id: fc12880bbf (このIDを非表示/違反報告)
なまたまご(プロフ) - 応援してます。頑張ってください (2023年4月7日 19時) (レス) id: 0620eebe98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:婭兎 | 作成日時:2023年4月4日 11時