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話さないと決めていても
ハリーたちとは同じ寮なので
顔を合わせない訳にもいかず…

Aなりに朝はハーマイオニーより早く起きて部屋を
出たり、ご飯は彼らからなるべく遠い場所や
ドラコたちのところにお邪魔して食べていた

だけどそれも数日が限界で
とうとう談話室で彼らに捕まる

『…何かしら?あなた達に用はないわ』

ハリ「君はね?でも僕らはある」

『そう…なら早く終わらせて?私眠いの』

ロン「なんて言ったらいいのかな…その…」

ハマ「私たち謝りたいのよ、あなたに」

『謝る?友達じゃない人に謝られてなんの意味になるの?』

私の言葉に俯く3人

ハリ「…その件は言い過ぎたよ。ごめん」

素直にそう言われると
言い返したくても言葉が上手く出てこなかった

『…とりあえず聞くわ。謝るだけじゃないんでしょ?あなた達が私を呼び止めるって』

ハマ「…あなたにもちゃんと話そうと思って」

ロン「僕たちが何をしているのか…今更だけど」

そういうと、3人はポツリポツリと話し始めた



始まりはあのクィディッチの盾を見に行った夜で
階段の気まぐれでたまたま着いたのが
立ち入り禁止の3階だったこと

フィルチから逃げるために駆け込んだ部屋に
"フラッフィー"という名の3頭犬が居て
その下に隠し扉があるということ

トロール事件の後、足を怪我していたセブを見て
きっとフラッフィーにやられたんだと思いセブを疑い始めたこと

ハリーのクィディッチのこともあり、セブか犯人だという疑いが確信に変わったこと

フラッフィーが隠しているのは賢者の石であること

そしてハグリッドにドラゴンの卵をあげた人は、きっと何か関係しているに違いないと考えていること



ハリ「…これがここまで僕たちがやってきたことだよ」

ハマ「すぐに許してくれとは言わないわ…」

ロン「本当に隠すつもりはなかったんだよ」

『話してくれてありがとう…』

私は3人に思い切り抱きつく

『私も本当はあなた達と離れたくなかったわ…』

久しぶりの感覚に涙が溢れる
3人も目をうるませていた

ロン「これからも友達でいてくれるよな?」

『えぇ、もちろんよ』

でも寂しかったわと口にすると
今までの分と言い、またきつく抱きしめられる

『ちょっと3人とも!苦しい』

ハリ「そう言われても絶対離すもんか!」

ロン「寂しいって言ったのは君だろ」

ハマ「私達もA補給よ」

『もう…』

仕方ないわね、と思いつつ
Aも3人を強く抱き締め返した

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婭兎(プロフ) - さめさん» さめ様、コメントありがとうございます!本当ですか?!そう言っていただけてとても嬉しいです…🥹🤍モチベーションになりますっ!更新頑張りますね💪🏻 (2023年4月16日 21時) (レス) id: fc12880bbf (このIDを非表示/違反報告)
さめ(プロフ) - すっっごく面白いです…!!🫶🏻更新等頑張って下さい、楽しみにしております!💘 (2023年4月16日 20時) (レス) id: 98685b77bc (このIDを非表示/違反報告)
婭兎(プロフ) - なまたまごさん» なまたまご様、コメントありがとうございます!人生で初めてコメント頂きました…嬉しいです😭励みになりますっ!これからもがんばって書かせて頂きますねっ (2023年4月7日 20時) (レス) id: fc12880bbf (このIDを非表示/違反報告)
なまたまご(プロフ) - 応援してます。頑張ってください (2023年4月7日 19時) (レス) id: 0620eebe98 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:婭兎 | 作成日時:2023年4月4日 11時

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