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︎︎今日は初めての呪文の授業
私は入学前に両親から呪文を教わっていたので
少し自信があった
フリ「羽は持ってきているかな?では練習した手の動きを忘れないように。さっ、ビューンと来てヒョイです。みんなで!ハイっ」
「「『ビューン、ヒョイ』」」
フリ「よろしい。呪文正確に?」
「「『ウィンガーディアム・レヴィオーサ』」」
フワッ
白い羽が宙を舞う
やったわ!と笑みがこぼれる
フリ「素晴らしい!Ms.レイノルズが成功しました」
ドラ「クソッ…全然浮かないじゃないか」
たまたま席が隣になったマルフォイ
箒は得意なのに…呪文は苦手なのかしら?
『手首の動きが違うんじゃない?杖を外に向けすぎなのよ』
ほらこうやってみて?と
杖を持つ彼の手を掴んで一緒に動かす
ドラ「…」
『マルフォイ?』
ドラ「あ、あぁ…わかったから手を離せ//」
『…あらごめんなさい』
ふと見た彼の顔がいつもより赤い気がして
風邪かしら?と少し心配になった
ドラ「こうだな?ウィンガーディアム・レヴィオーサ」
高さはそこまでなかったが、フワリと羽が舞った
『やったじゃない!』
ドラ「レイノルズのおかげだよ」
パチンッとハイタッチを交わす
ふと向かいに座っているハーマイオニーとロンに目線を移すと、何やら言い争ってる…
ハマ「ウィンガーディアム・レヴィオーサ!」
彼女が唱えると、羽はフワフワと浮かび上がり
天井に届きそうな所まで上がった
『まぁ、凄いわ彼女』
ドラ「フンッ…たまたまさ」
コラッと肘で突くと彼は悔しそうに肩を竦めた
✡
『ハーマイオニー、あなたすごかったわ!』
ハマ「あなたもよA。1番に成功してたじゃない」
呪文の授業が終わり
ハーマイオニーと次の授業へ向かう
『まさかシェーマスが羽を燃やしてしまうとは思わなかったけど』
ハマ「ほんとに。あれは見ものだったわ」
2人で笑いながら歩いていると
ロン「いい?レヴィオーサよ。あなたのはレヴィオサー。嫌味なヤツ」
ふと前を歩くロンの声が聞こえた
その途端ハーマイオニーはドンッとロンにぶつかり
早足で歩いていってしまう
ハリ「聞こえたみたい…」
『ちょっとロン!待って、ハーマイオニー』
ハマ「来ないで!どうせAもバカにしてるんでしょ」
『違うわ!私はっ』
ハマ「これ以上近づいたら絶交よ!」
そう言われて足がすくんでしまった私は
遠ざかる彼女の背中を見つめることしかできなかった
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婭兎(プロフ) - さめさん» さめ様、コメントありがとうございます!本当ですか?!そう言っていただけてとても嬉しいです…🥹🤍モチベーションになりますっ!更新頑張りますね💪🏻 (2023年4月16日 21時) (レス) id: fc12880bbf (このIDを非表示/違反報告)
さめ(プロフ) - すっっごく面白いです…!!🫶🏻更新等頑張って下さい、楽しみにしております!💘 (2023年4月16日 20時) (レス) id: 98685b77bc (このIDを非表示/違反報告)
婭兎(プロフ) - なまたまごさん» なまたまご様、コメントありがとうございます!人生で初めてコメント頂きました…嬉しいです😭励みになりますっ!これからもがんばって書かせて頂きますねっ (2023年4月7日 20時) (レス) id: fc12880bbf (このIDを非表示/違反報告)
なまたまご(プロフ) - 応援してます。頑張ってください (2023年4月7日 19時) (レス) id: 0620eebe98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:婭兎 | 作成日時:2023年4月4日 11時