010-Draco side ページ11
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ハリー・ポッターと友達になりたかっただけなのに、あの赤毛のウィーズリーに邪魔されてムシャクシャしていた
そんな時ふと目に入った1人の女の子
"やるわね、ハリー!"と言い、友達だろうクセのある髪の毛の子とハイタッチをしていた
普段の僕なら自分の失敗を笑われたら
ソイツをからかいに行く
でも、不思議とその子を見てると怒りがスーッと落ち着いて"かわいい"と無意識に思っていた
見とれていると一瞬目があった…がすぐそらされてしまった
なんだ…この気持ち…すごくモヤモヤする
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大広間に入りダンブルドアのつまらない長い話を聞いていると、あの子が近くにいた
ドラ「(小声)おいっ、おい!」
咄嗟に腕を掴んで話しかける
女の子は振り返るがまた前を向いてしまう
まともに異性と話したことがない僕はどうしたらいいのか分からず、腕を掴んだまま固まってしまった
しかし直ぐにこっちを向いて"マルフォイさんよね?"と一言
苗字だけど名前を知ってくれていることが嬉しかった
ドラ「お前さっき僕を見て笑ってたろ?」
本当は普通に話したいだけなのに
話の切り出し方がわからず
いつものような口調になってしまう
女の子は少しムッとした表情で"私の友達のハリーとロンがおぼっちゃまをギャフンと言わせた"、と答える
…は?アイツらと友達?
僕はまだ名前すら知らないのに
ふつふつと焦りが湧いてくる
ドラ「何?アイツらと友達なのか?アイツらの肩を持つなんt マク「ハーマイオニー・グレンジャー」…クソッ」
話している途中で組み分けが始まったそうだ
女の子は『頑張れ』とあのクセ毛の子に声をかけてた
もっと…何か他の話題はないのか…
友達と話す時ってどうやって話題を見つけていた?
普段人を小馬鹿にするための文句はツラツラと思い浮かぶのに、いざ必要な時に何も浮かばない脳みそに腹が立つ
そんなことを考えているうちに僕の名前が呼ばれた
ドラ「どこの出身か知らないが覚えておけよ」
思ってもないセリフを吐き捨て僕は帽子の元へ向かう
クソッ…結局名前も聞けなかったじゃないか…
しかもこれじゃあ第一印象最悪だ…
組[スリザリンッッッ!!]
スリザリンに組み分けられたが気持ちは晴れない
頭の中はあの女の子のことでいっぱいだ
僕はその後直ぐに彼女の名前を知ることになる
と同時に、思ってもない捨て台詞を吐いたことを心から後悔することになった
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婭兎(プロフ) - さめさん» さめ様、コメントありがとうございます!本当ですか?!そう言っていただけてとても嬉しいです…🥹🤍モチベーションになりますっ!更新頑張りますね💪🏻 (2023年4月16日 21時) (レス) id: fc12880bbf (このIDを非表示/違反報告)
さめ(プロフ) - すっっごく面白いです…!!🫶🏻更新等頑張って下さい、楽しみにしております!💘 (2023年4月16日 20時) (レス) id: 98685b77bc (このIDを非表示/違反報告)
婭兎(プロフ) - なまたまごさん» なまたまご様、コメントありがとうございます!人生で初めてコメント頂きました…嬉しいです😭励みになりますっ!これからもがんばって書かせて頂きますねっ (2023年4月7日 20時) (レス) id: fc12880bbf (このIDを非表示/違反報告)
なまたまご(プロフ) - 応援してます。頑張ってください (2023年4月7日 19時) (レス) id: 0620eebe98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:婭兎 | 作成日時:2023年4月4日 11時