_ 関係〜 ページ7
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【関係】募集中です。是非、御遠慮なく。
ゆるりとしたものでも、殺伐としたものでも。
基本何でもOKですので、友人やら微妙な距離感やら恋仲やら、思い付かれたらお気軽にどうぞ。
他所の子様は敬称略
+鳴吠しるべ/クローンN様
呼称︰鳴吠さん
夢の中で出会った、少し年の離れた仲間。
互いに現実では屋敷暮らしの裕福な家庭の出であったことから、親近感のようなものでなんとなくで話すようになった。
彼は幼い頃から今に至るまで、過干渉な両親に苦しめられる至極窮屈な日々を過ごしていたらしく、享の家の半ば放任に近い教育方針には羨望の念を抱いているよう。しかし、享から彼に対してはその環境の大変さを完全には理解できておらず、加えてそれを知って悲しむということもできない為、“とても辛いことを経験してきた可哀想な人”という何とも他人事な印象を抱いている。
また、子供特有の無配慮から「可哀想」と本人の前で口に出してしまうこともある。その際に彼が微塵も顔を顰めない上、直接やめろとも言われないので、不快に思われていることには気付けずに居り、繰り返して口にしてしまうこともしばしば。
彼がその度話題を他へ転換させ、話を早々に切り上げている為今のところは事なきを得ているが……そこで密かに関係が拗れていたり。
ただまあ、表面上は好きな本の話をしたり、他愛もない掛け合いをしたり、と基本友好的。本の好みがあまり合わず、彼の価値観やその主張に頭をひねることもあるが、それでも享としては仲良くできているつもり。
「鳴吠さん。この本……鳴吠さんが、文体が好まれないと言っていた小説の作者の方って、別の小説も書いていました、よね。…………ああ、それ、です。その題名の……その本は、鳴吠さんもお好きって、言っていた筈です。……なんで、ですか?」
「鳴吠、さん……災難、でしたね。それは。苦痛、でしたか?……そう、ですか。でも……あなたはやっぱり、“可哀想”。なんだって、ボクは思います」
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