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HS「大丈夫？落ち着いた？」
『うん、ありがとう』
さっきと同じ会話をしている。
立場は逆転してしまったけど…
HS「それにしても、ヌナが泣くとこ初めて見た」
『私だって泣く時はあるよ』
HS「ヌナの新たな一面見れた」
嬉しそうな顔で子供みたいに無邪気に笑うスニョンだけど、目が若干潤んでるし鼻水も少し出てる。
自分が泣いてたから気づかなかった。
『スニョンも一緒にまた泣いたでしょ』
HS「え、な、泣いてないよ！」
『鼻水出てるよ』
HS「ブッ」
近くにあったティッシュを数枚とってスニョンの顔に押し付けると、バレたか…なんて呟く。
HS「まさかあそこで頭突きするとは思わなかった」
『学生の時はよくやってたんだけどね。頭の硬さが衰えてなくてよかった』
HS「いや、体大切にしてよ」
もうしないでね、そう言って頭を労わるように撫でるスニョンに素直に頷く。
『あ、そうだ。
スニョンに返すものあったんだ』
袋に入ったタオルを棚から出してスニョンに渡す。
あの時、スニョンが私の肩にかけてくれたタオルだ。
HS「あぁ、全然忘れてた」
『ありがとね』
HS「どういたしまして。
…うわ、ヌナの匂いがする」
『苦手な香りだった？』
HS「ううん。いい匂いだよ。むしろ興奮する」
『やめなさい』
いつまでもスーハースーハーとタオルの匂いを嗅ぐスニョンを軽く小突く。
『明日も仕事でしょ？早く帰って休まないと』
HS「…A、
まだ一緒にいたい」
立ち上がった私の手を優しく握って、熱を帯びた瞳でじっと見てくる。
『だ、ダメだよ。明日仕事あるのに』
HS「明日の仕事は夕方からだよ」
『疲れてるでしょ』
HS「全然」
余裕の笑みを見せるとゆっくりと立ち上がって、後ずさりする私を壁まで追い詰める。
そして腰に手を回され、グッと引き寄せられた。
『っ、スニョン…』
HS「ねぇ、ヌナ…
ダメ？」
あと数cmで唇がくっつきそうな距離で呟くスニョンに体温が上がり頭がクラクラしてくる。
頭ではダメだと分かっても欲には勝てず、ポロッと本音が出てしまった。
『だめじゃ、ない…』
HS「ふっ、やった」
チュッと軽くキスすると、私の顔を見て愛おしそうに目を細める。
HS「A、かわい」
『恥ずかしい…』
HS「いいじゃん。いつもAばっか余裕あるからさ」
そう言うと唇の感触を確かめるように、はむはむとキスをしてくる。
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おてて(プロフ) - チルソンさん» チルソンさんコメントありがとうございます！有難いお言葉です🙇♀️更新頑張ります！ (2023年3月5日 8時) (
レス) id: b9dd2892ba (このIDを非表示/違反報告)
チルソン - 癒されます^^* 次のお話が楽しみです！ (2023年3月5日 3時) (レス) @page47 id: 72c987a0c6 (このIDを非表示/違反報告)
おてて(プロフ) - ビーグル犬さん» ビーグル犬さんコメントありがとうございます！今気づきまして返信が遅くなってしまいすいませんでした🙇♀️そう言っていただけて嬉しいですぅ！これからもラブラブさせたいなぁなんて思ってます🥰 (2023年1月28日 20時) (レス) id: b9dd2892ba (このIDを非表示/違反報告)
ビーグル犬(プロフ) - ああああああー！！！ラブラブ最高です_:( _* ́ཫ`):_ (2023年1月11日 14時) (レス) @page27 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
wakagaoqiao31(プロフ) - 本当ですよね、、日産スタジアムすごく連発してたので希望が見えました笑またそれに向けて勉強頑張ります笑笑！！ (2022年12月10日 17時) (レス) id: 84a4ccda5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おてて | 作成日時：2022年11月29日 11時
