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後日‥
昨日と今日の二日間 Aはターミナルの巡回を担当していた‥
今日は二日目だ‥
『では皆さん 今日も巡回お願いします 何かあればすぐに連絡を』
「はい!」
数名の隊士がターミナル内にバラける
山崎「でも総長 ターミナルの巡回して意味あるんですか?」
『念には念をですよ 何もなければ それでいいんです 私達も行きましょうか』
そういって歩いて行くAを山崎は追いかける‥
ターミナル巡回‥数刻後‥
一人の隊士が走ってくる‥
「総長ォォ!」
『どうしました?』
「一人の青年が無理矢理ゲートを通ろうとしているようで 係員が総長をお呼びです」
入場ゲート前‥
山崎「あ あれは万事屋の‥」
『新八さんじゃないですか』
ゲートで係員に取り押さえられているのは新八だった
「ちょっ‥ダメですってば!お客様こっから先はチケットがないと通れないの!!!」
「警察呼んだから!こっちに来なさい!」
新八「待ってェェェ!!話を‥話を聞いてください あの アレ‥恋人が!!僕の恋人がバーコードのオッさんにとられて二人でハネムーンきめこもうとしてるんです」
係員に押さえらながらも進もうとする新八‥
隊士達が加勢に行こうとするのをAが手で制する‥
「!総長?」
『私が行きます』
そういってAは新八に近づき
新八の肩をトントンと叩く‥
新八「!!Aさん!!」
「沖田さん!来てくれましたか この青年が‥」
『えぇ 後はこちらで対応するので大丈夫ですよ』
山崎「彼を預かります」
山崎が係員から新八を預かる‥
新八「山崎さん 離してください!!Aさん神楽ちゃんが!!」
『コソッ)落ち着いてください ゲートの裏道まで案内して差し上げます』
新八「えっ?」
『では これで失礼しますね』
Aは笑顔で係員に告げて その場を去る‥
人通りの少ない通路‥
新八「あの‥Aさん どうして助けてくれたんですか?僕が言うのも何ですが 警察なら捕らえないとですよね‥」
『私も神楽さんには ここにいてほしいので』
新八「えっ‥」
『姫さまにお別れの挨拶無しに地球を離れるなんて許しません お友達が急にいなくなっては姫さまが可哀想じゃないですか だから新八さん‥神楽さんのこと 必ず連れて帰ってきてくださいね』
新八「っ‥はい!!」
笑顔で告げるAに新八は元気よく返事をした
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作者名:ラブラブひかるん | 作成日時:2021年5月24日 13時