真選組の紅一点は、今日も笑顔で毒を吐く。パート２

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近藤「(ええええええ！？)」

土方「(あっさり見つけやがったァァ！！)」

近藤「いかん！それは‥」

『待ってください近藤さん ここで騒げば瑠璃丸の価値に気づかれてしまいます 様子を見ましょう』


新八「オモチャかなんかじゃないですか？」

銀時「違げーよ アレはアレだよ 銀蝿の一種だ汚ねーから 触るな」


『ホラ やはりバカでした』


神楽「えーでもォ カッケーアルヨ キラキラしてて」

銀時「ダメだってウンコにプンプンたかってるような連中だぞ 自然界でも人間界でも あーいう いやらしく派手に着飾ってる奴にロクな奴はいねーんだよ」

新八「頭が銀色の人に言われたくありませんよ」

銀時「俺は違うよ これは白髪だから それに生活も素朴だろ」

新八「はいはい」

神楽「‥‥‥」


そういって万事屋はその場を去っていった‥


近藤「しめた！行ったぞ アイツらホント バカだ！！」

土方「今だ 早く瑠璃丸を！！」


そういって瑠璃丸のところへ駆け寄る真選組だったが


『あら 瑠璃丸が‥』


瑠璃丸は飛んでいって神楽の頭にとまった‥


近藤・土方「(げェェェ！！最悪だアア！！)」


銀時「うおっ 汚ねっ！！お前 頭に金蝿乗ってんぞ！！」


そういって銀時はかぶっていた麦わら帽子で瑠璃丸を叩き落とそうとする‥

それを見た真選組は走って万事屋を止めに行く‥


近藤「(やめてェェェェ！！それ将軍のペットォォォォォォ！！)」

『急がないと瑠璃丸が殺されてしまいます』


万事屋の近くまで来た真選組だったが

近藤が躓き転けかけた際に神楽の頭(瑠璃丸の横)に手刀を入れてしまい瑠璃丸が落ちてしまう‥


『！何してるんですか近藤さん！』

近藤「ギャアアア！るりら‥瑠璃丸がァァァ！！」

神楽「いったいなァー！！ひどいヨみんな！！金蝿だって生きてるアルヨ！！かわいそーと思わないアルか！？」

近藤「待てェェ！！金蝿じゃないんだ それっ‥それ実は‥」

神楽「この子 私を慕って飛んできてくれたネ」

近藤「おい ちょっときいてる！？」

神楽「この子こそ 定春２８号の跡をつぐ者ネ 今こそ先代の仇を討つ時アル！いくぜ定春２９号！！」

『待ってください 神楽さん！』

土方「オイぃぃ！！待てェ それは将軍の‥」


その時‥銀時が土方の首根っこを掴み Aの首に腕を回した‥


銀時「将軍の‥‥何？」


土方「‥‥‥」

『(しまった‥)』

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