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数刻後‥
松平「なんてこった まさかアレで引かねーなんて 我が娘ながら なんて恐ろしい」
『でもとっつぁん 安心して下さい 栗子さんはもらしてなんかないですよ 服装が変わってないですから』
土方「アンタの娘はなァ 野郎を傷つけないために あんなウソ言ったんだよ」
松平「何?」
土方「待ち合わせで一時間 待ちぼうけくらっても笑ってたことといい こいつァ本気で‥」
その時 Aがある事に気づく‥
『とっつぁん 2人観覧車に向かってますが』
総悟「間違いねェ チューするつもりだ」
松平「何!?そうなのか!?」
総悟「観覧車っつたらチューでしょ チューするためにつくられたんですよ あらァ」
近藤「そうなの!?しらなかった!栗子ちゃんが危ない!」
そういって走っていく松平・近藤・総悟
ベンチに残った土方とAは‥
土方「クク(‥‥愛なんて幻想だと思っていたがな)」
『急に笑ってどうしました?』
土方「いや ちょっといってくる」
『では 私はここで観察してます』
数刻後‥
ヘリコプターに乗った松平・近藤・総悟が七兵衛に銃口を向ける‥
栗子「きゃあああ!誰か助けっ‥!!」
悲鳴をあげた栗子は一つ前の観覧車の屋根にいる人物を見つける‥
近藤「あれは‥トシぃ!!」
土方「トシぃ?誰だ それは 俺は愛の戦士 マヨラ13 人の恋路を邪魔するバカは消え去れ」
土方の放ったバズーカでヘリコプターは落下したが‥
栗子「待ってくださいませマヨラ13様!もう こんな脱糞ヤローとは別れるでございますから 私とつき合ってもらえないでございまするか!!」
土方「あへっ‥?」
ドプン ザパン←土方が水に落ちた音
カチャ←双眼鏡を降ろした音
土方が水に落ちたのを見届けたAは双眼鏡を降ろしてベンチから立ち上がる‥
『やっぱり 面白いことが起きましたね さて帰りましょうか』
そういってAは一人で颯爽と屯所へ帰っていった‥
第十三訓:外見だけで人を判断しちゃダメ(完)
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作者名:ラブラブひかるん | 作成日時:2021年5月24日 13時