解釈違いです！！！ (ページ36)

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Aside

リーマスも慣れたのかさっきよりキョドりがなくなって
余裕のある自然な踊り方

目が合うと優しく微笑んでくるリーマスがいつにも増して色っぽく見えて
思わず視線を逸らすとクスクスと笑う声が聞こえる

踊っている曲も終わりを迎え添えていた手を離すと
リーマスは私の左手をすくい薬指の付け根にキスをおとす

A『リーマス！？』

リマ「ここまで公にしてるのに君を狙う輩は多いみたいだからね
Aの牽制の真似事みたいなものさ」

A『まだ私が他の人の所に行く可能性があると思ってる？』

リマ「まさか
…いつか時が来たら指輪(僕のって印)を贈らせて」

A『ふふ､楽しみに待っとくよ』

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(時間一気に飛ばします)

ジェームズside

リーマスが全生徒の前でAへの"ちゃんとした"婚約宣言をしてから早1年

3年生へと成長した僕らは少し違和感を感じていた

リマ「ねぇ誰か今日A見た？」

そうリーマスが談話室にいる人達に尋ねるも皆見てないと言う

最近Aは授業には出るもののそれ以外の時間で見かけることがグンと減った

それについて問い詰めようと思っても授業が終わると気づいた頃には居ない事が多く
謎だけが増えていく

そんな感じで日々を過ごし
謎や不安を抱えたまま3年生を終える

そしてその不安は4年生へと上がる時に現実となる

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リーマスside

組み分けが終わっても大広間に姿を表さないAが心配で落ち着かないでいれば

ダンブルドアから僕とジェームズ達､そしてエバンズは後で校長室に来るようにと告げられる

リマ「また問題おこしたの？」

リリー「だったら私が呼ばれることはないはずよ…」

ジェ「そうそう､それに今回は全く心当たりないよ」

シリ「最近Aが気になって悪戯してねぇし」

ピー「A関連だったりするのかな…」

ピーターが発した言葉が1番可能性があって
どことなく暗い空気が流れる

ジェ「いや､もしかしたらAがどうしてあんな感じだったのか説明してくれるのかもしれない！」

ピー「Aの事だからその可能性もあるよね！」

シリ「絶対そうだわ､それ以外考えらんねぇ」

そうだそうだと明るい考えで校長室に向かうも

現実はそう優しくはなかった