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あれから戻ってきた2人はリリーから話を聞いたのか
すごい勢いで謝ってきて
状況が理解できないリーマスがあたふたとしていたから
『顔上げて』と声をかければ
許してもらったと思った2人は安心したような顔で席に着く
A『勘違いしてるようだから言うけど
君ら学校に着いたらしっかりお話しようね』
ジェ｢物理攻撃だけは､…｣
A『2人の反省しだいかなぁ』
シリ｢うっ…
と、所でA､隣のそいつは？｣
あ、話ズラした
まぁいいけどね
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なんてこともあったなぁと思い出にふけっていると
後ろから愛しい温もりに包まれる
リマ｢何考えてたんだい？｣
A『昔の事､入学前の汽車内で色々あったなって』
リマ｢あー､アレだろう？コンパートメントに戻ってきたジェームズ達が急に謝ってきたやつ｣
A『そうそう､懐かしいなって』
リマ｢あの時は本当にビックリしたよ
後で2人に話を聞いた時も…｣
A『仕方ないでしょあの時はシリウスの方が背高かったんだから
あれしか思いつかなくて』
懐かしいねと言うリーマスは私の頬にキスをおとし
首筋に顔を埋める
そんな彼の頭を撫でながら夜ご飯何食べたい？と問えば
君が食べたいと首を甘噛みされる
A『脱狼剤飲み始めたらダメって約束でしょ？』
リマ｢…ちょっとぐらい｣
A『自分で言ったことは守りなさい』
リマ｢いてっ…わかったよ｣
約束をあやふやにしようとしたリーマスにデコピンすれば
渋々といった様子で離れていく
…また言えなかったな､明後日長期の任務が入ったって
､､ご飯の時に言おう
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リマ｢…え？｣
A『言うの遅れちゃってごめんね』
リマ｢そんな､僕もついて行く｣
A『リーマスはリーマスで別にやることあるでしょ？』
リマ｢でも｣
A『私は大丈夫だから､ね？』
リマ｢…わかった｣
嫌だという感情があからさまに出ている彼に苦笑いしつつ
ご飯を口に運んだ
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A『行ってくるねリーマス』
リマ｢絶対帰ってきてよ｣
A『勿論､リーマスもね』
リーマスは強く私を抱きしめた後､名残惜しそうな優しいキスをくれた
これが彼との
恋人としての最後の会話なんて思わなかったから
私は軽く微笑んで離れた
最後なんて知ってたら､もっと時間をかけて
…否､行かなかったのに
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トノン(プロフ) - 本作もお読みになって頂きありがとうございます！完走目指して頑張ります( •̀ω•́ )و (2023年2月7日 0時) (
レス) id: 90c86518f8 (このIDを非表示/違反報告)
イジー - 面白い！超タイプです！頑張ってください！ (2023年2月6日 19時) (レス) id: c288b38476 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トノン | 作成日時：2023年2月6日 14時
