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Aside
A『それで？リーマスがここまでした理由は何？』
リマ｢何って､疲れが少しでもとれたらなって思ってただけだよ｣
A『知ってる？リーマス嘘つく時絶対相手から視線そらさないって』
リマ｢なっ､嘘だろう？｣
A『嘘
でも焦ってるって事は何か企んでるよね？』
一筋縄では言ってくれない彼に鎌をかければ
降参といった様子で対面の席へと腰を下ろした
リマ｢僕が聞きたいのは､君が僕に隠してる事
…僕らの関係性だ｣
A『え？』
リマ｢勝手に入って悪いとは思ってる
でも君の部屋であの写真を見て､少し思い出した｣
…自室なら大丈夫だと思って置いていったのが間違いだったな
長期休暇で家に帰った時変に気まずそうだったのはそれが理由か
A『リーマスの事だから色々考えたんでしょ？
貴方が行き着いた答えは？』
リマ｢学生の頃からの恋人､違う？｣
A『､はぁ…違うって嘘ついても確信あるんでしょ？
､､説明するのに必要な物取ってきていい？』
リマ｢別に構わないけど…｣
この状況下で私1人での行動を許可するなんて
信用されてると思うべきか､彼の危機感がないと思うべきか
そんな彼の背に私は静かに杖を向けた
A『オブリビエイト』
彼がみてしまった事実と
考えついた可能性を全て記憶から消す
A『お願いだから､もう何も思い出さないで…』
貴方にもう杖は向けたくない
リマ｢あれ､僕…｣
A『ビックリしたよ､話してたら急に倒れるんだから』
リマ｢そう､だっけ？｣
A『ちょっとほんとに大丈夫？休んだ方がいいんじゃ…』
また貴方を守る為に嘘をつく
嘘をつき続けるには更に嘘をついて固めないと
いつかこうしてボロが出る
そのボロを直すのもまた嘘
その沢山の嘘に包まれた事実を
貴方は知らなくていい
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トノン(プロフ) - 本作もお読みになって頂きありがとうございます！完走目指して頑張ります( •̀ω•́ )و (2023年2月7日 0時) (
レス) id: 90c86518f8 (このIDを非表示/違反報告)
イジー - 面白い！超タイプです！頑張ってください！ (2023年2月6日 19時) (レス) id: c288b38476 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トノン | 作成日時：2023年2月6日 14時
