現実なんて ページ11
Aside
私に関した記憶のないリーマスとシリウスとの3人暮らしにも慣れてきた頃
今日はやたらと不調が続く
シリ｢なぁA､疲れてるんじゃないのか…？｣
A『ちゃんと休んでるから疲れはとれてるはずなんだけど…』
リマ｢そう思ってるだけで体は休まってないんじゃないのかい？
家事は僕らが代わるから休みなよ｣
A『んー…なんか､なんだろう
嫌な感じが凄いんだよね今日』
シリ｢あ､それ俺も｣
リマ｢おや…皆そうだと怖いな｣
どうやら違和感は皆感じていたようで
不安を抱えながらも一日を過していると
見慣れない梟が開いた窓から入ってきて
手紙を一通､机に落とすとそのまま出ていった
嫌な予感の正体はこれだろうと2人も思ったのか
机を囲むようにして手紙を開いた
- - - - - - - - - - - - - - - - -
ポッター家が襲撃された
＿＿＿
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1番上に書いてあった文字を理解した途端
後半の文字が認知できなくなる
だって､あの2人は…限られた人しか知らない安全な所に隠れて過ごしてたんじゃ
…まさか､知ってる人の中に裏切り者が…？
そう考えている間に手紙を読み終えたであろうシリウスは
自分の杖を手に取ると
止める声も気にとめず家を飛び出して行き
追いかけ外に出る頃には既に姿をくらませていた
…ジェームズ達の家を知らない私達が一体何処へ行くというのか
考えてもどうしようもない､シリウスならすぐに帰ってくる
そう思い室内へと帰れば
リーマスが言葉をこぼした
リマ｢ねぇA､これってさ､居たのかな
…
A『そう思いたくないけれど､そうとしか…』
それっきり私達の間に言葉がうまれることは無かった
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トノン(プロフ) - 本作もお読みになって頂きありがとうございます！完走目指して頑張ります( •̀ω•́ )و (2023年2月7日 0時) (
レス) id: 90c86518f8 (このIDを非表示/違反報告)
イジー - 面白い！超タイプです！頑張ってください！ (2023年2月6日 19時) (レス) id: c288b38476 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トノン | 作成日時：2023年2月6日 14時
