届かない距離 ページ12
Aside
遂に後に語り継がれる
魔法界を､世界をかけた大戦争
この日がやってきた
これから防ぐ仲間達の死
それを全て吸収できる程キャパが残っているかどうかは分からない
けれどもう､やるしかない
皆が警戒し敵に備える
敵の来た合図が上がったのを確認し
シャドーフォグの力を解放する
A『さぁ､どこまで抑えられるかな』
- - - - - - - - - - - - - - - - -
数が多くとも力や魔力で抑えていたものの
時間が経てば経つほど自分にスキが生まれていく
「アバダケタブラ！！」
A『ﾂﾞ､い"ってぇな○ソ死喰い人が！！』
こんな雑魚さっさと倒してそろそろリーマスと合流しないと
仲間が敵の気を引いている間に
死喰い人達の足元へと影をのばし沈めていく
あらかた一角の敵を片付け終わったのを確認し
足を霧に変え上にあがり
リーマスの姿を探す
やっと見つけた彼のフォローに入ろうとした時
私に気づいたリーマスが叫ぶ
リマ「Aｯ！！後ろ！！」
その声で咄嗟に後ろを向くもすぐそこまで魔法は来ていて
無駄にまた死へと近づくと思った時
死喰い人が放った魔法と私の間に見慣れた頼れる背が入り込み
声高らかに呪文を放った
キー「プロテゴ！！！」
A『キースさん､』
キー「こんな雑魚に背後取られてんじゃねぇぞA
ここは任せて婚約者連れて違うとこのフォロー行け！！」
A『でも､それだとキースさんがｯ』
キー「師匠命令だ！！さっさと行け！！」
嗚呼､きっと､この人はここであの作戦をする気なんだ
覚悟を決めたキースさんは何をしても意志を変えない
分かっているからこそ､置いて行きたくない
キー「ﾁｯ､おいルーピン！！嫁さん連れて離れろ！」
リマ「っ､でも」
キー「お前ら事前に話して揃いも揃って同じかよ､」
そうこぼしたキースさんは私を掴みリーマスの方へと投げた
A『キースさん！！』
キー「ルーピン､約束通りそいつの事頼んだぞ」
リマ「…ｯはい」
A『リーマス！お願い離して！！嫌だ！！』
リマ「ごめんね､A」
私を抱えてリーマスは走る
その後ろでキースさんは私達を守るように立ち
腕輪を外した
キー「さぁ､人生の大舞台
最後ぐらい
敵を次々となぎ直していくキースさんは
だんだん距離が空いていく私でもハッキリ分かるほど瞳は赤く染まり
血を吐き続けながらも笑っていた
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トノン(プロフ) - やっと返せるようになりました( ˶'ᵕ'˶)､コメとても励みになっております！ありがとうございます！！ (2023年2月5日 4時) (
レス) id: 90c86518f8 (このIDを非表示/違反報告)
イジー - ネーム間違えました。 (2023年1月9日 9時) (レス) @page20 id: c288b38476 (このIDを非表示/違反報告)
ぴう - うわぁぁ、、感動！最後の方泣きながら見てました。、w、とても面白かったですこれからも、番外編？頑張って下さい！ (2023年1月9日 9時) (レス) @page19 id: c288b38476 (このIDを非表示/違反報告)
イジー - 完結、、、、、すごい！！！本当に面白かったです！完結後のみんなも、面白いですあと数話で完結なんて、悲しい、でもとっても面白かったです！ (2023年1月7日 8時) (レス) @page16 id: c288b38476 (このIDを非表示/違反報告)
イジー - キャーかわいい‼尊い‼好き！←最高です！みんなかわいい、本当に面白いです！ (2023年1月3日 11時) (レス) @page8 id: c288b38476 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トノン | 作成日時：2022年12月28日 3時
