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「あああぁ………、」
「よく耐えたわ。偉い偉い。」
なんとか2時間耐え、飛び込むように家に入った。
……血液が凍るかと思った、
「、私に絶対零度はできるでしょうか…」
まあ、それができるようにするためにここに来たんだけど、
本当にできるか心配になってくる、
「うん。できるわよ。ちょっとずつ時間を伸ばしていきましょうね。」
「はい、」
やると言ったからにはやりきらないと…
「この寒さが余裕になったらきっと上弦の弐の血鬼術が効かなくなるはず。」
「じょ…上弦の……弐?」
そういや前にもそんなこと言ってたね、
上から2番目……いや、3番目か。
あの、猗窩座の上の鬼………、
「そいつの血鬼術も氷。それを吸うと肺が凍りつおて細胞が壊れてしまうのよ。」
「うわ…」
つまり、呼吸ができない…それはもう大変困る。
「百年前の絶対零度の剣士はその血鬼術を吸っても何も起こらなかった。まぁ、それでも相手は上弦だから、殺られてしまったようだけど…」
……そうなのか…
「…あの、思ったんですがお母さんも寒さに対応していましたし、あれだけ身体能力が高ければそれこそ絶対零度できるのではないですか…?」
正直、お母さんはとても強いと思う。
柱だったんじゃないかってほど。
「そうね………うん、私には無理だった。
実は、私がここまで体を動かせるのは、死んだ後も稽古を積んできたからよ。」
え?死後まで?
「哲夫さんが心残りでね、やめられなかったの。助けることなんでできなんだけどね。
実際私の現役時代の実力はは柱に及ばなかったわ。」
……お母さん、
「でも稽古を続けていてよかった!こうしてAと稽古できたから!」
お母さんが私の頬に手を伸ばした。
しかし、触れることもできずそのまま透けてしまう。
「あら、」
「……触れられないのもなんだか寂しいですね、」
「そうねぇ、仕方ないわ。」
お母さんが脱いでいた隊服を着た。
「……………さて、日が落ちるまであと4時間ほどしかないわね。早く動きましょう。」
「はい…!」
「次は……………あの木を切り落として運びましょうか。薪集めのついでとして。」
………ふぁ?
「……あの木ですよね?あの6、7mほどの?」
「そうよ。筋肉も鍛えられるし一石二鳥でしょ!」
木を切り落とす作業と運ぶ作業、薪割りで腕どころか全身死にかけた。
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あう(プロフ) - みぃちゃんさん» ありがとうございます✨頑張ります。 (2022年1月16日 22時) (レス) id: 6f2077b473 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん - 初めて見ました。頑張ってください!! (2022年1月16日 21時) (レス) @page30 id: 07d077227f (このIDを非表示/違反報告)
あう(プロフ) - ららさん» コメントありがとうございます (。・ω・。)励みになります。嬉しいです! (2021年12月31日 20時) (レス) @page12 id: 6f2077b473 (このIDを非表示/違反報告)
らら - とても面白かったです!つづきもたのしみにしています!!たいちょうくずさないていどにがんばれです!! (2021年12月31日 17時) (レス) @page12 id: 593b9c77e0 (このIDを非表示/違反報告)
あう(プロフ) - Setsuya★さん» 大変失礼しました…💦修正させていただきました。コメントありがとうございます! (2021年12月20日 19時) (レス) id: 6f2077b473 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あう | 作成日時:2021年12月12日 23時