敦くんが過保護?な話※ ページ2
敦、A、鏡花共に探偵社入社済み
時間軸は特になし。平和のひと時
*敦くんがヤンデレ拗らせてます*
*敦くんとAが別々に存在してます!*
ある日の昼下がり。
とある依頼で外に出ていた時のこと。
「いってーなぁ!」
「あ、す、すいません。」
道を歩いていたら如何にも質が悪い輩にぶつかってしまった。
これは不味いな。国木田さんに怒られる。
ほら遅い!!!って感じで。
「〜〜〜〜〜!!」
「…………。」
グチグチと色んなことを言ってくる。
私はそれをどうすることも出来ずに黙って立ってることしか出来なかった。
その時、腕をぐいっと引っ張られた。
「あ?なんだよ、おま」
「僕の子がご迷惑をおかけしたようで。
………すいません」
「ひぃっ!!」
謝罪の言葉と同時に不気味なほど笑顔を浮かべる敦くん。
それが怖かったのか走って逃げていく輩
「…………。」
「敦くん、ありがと」
彼に振り返ってお礼を言うと花が綻ぶような可愛らしい笑顔を浮かべて気にしないでください!と言う敦くん。
……一瞬見えた光のないまるでマフィアみたいな目は敢えて触れないでおいた。
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「あぁ、見つけました!」
暗い路地の裏で、白髪の少年はにこやかに哂う
駆け足で腰を抜かしたいつぞやの男に近寄る。
「ひ、やめ、くるなぁ!!」
「……あなたが悪いんですよ?」
少年の目から光が消えた。
男はその恐ろしい目に酷く恐怖して目に涙が浮かぶ。
「Aちゃんにぶつかって挙句にそれをAちゃんのせいにして。ぶつかっただけでも腸が煮えくり返る思いをしてるのに責任転嫁ですか、なんです?殺 してほしいんですか?」
つらつらと言葉を並べる。
少年は男の前にしゃがんで、こう言った
「ぼくのかみさまを汚した罰です」
敦くんがAに過保護な話。
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作者名:露西亜帽 | 作成日時:2018年6月4日 23時