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侑「俺は」
北「なんや」
侑「、、、気づくのが遅かったんは分かってます、、でも」
北「俺がAを好きやのに?」
侑「、、、、それでも俺はやっぱり」
北「影であいつがどんだけ我慢してどんだけ苦労したんかわかっとらんやろ」
侑「その分、、、これから沢山幸せにしたいです」
はあ、とため息をつく北さん
北「それがわかっとんならええ、いってき、Aんとこ」
えっ、と小さく声が漏れる
北「ほら、はよ、待ってんで、お姫さんが」
ああ、待ってるAが。
もう俺の事は好きやないんかもなあ
それでも伝えんといかん気持ちに
気づいた以上走り出さずにはいられんかった
走りずらい下駄で全力疾走する
自分が今まで気づけなかった気持ちに情けなくなった
無理してわろーてたAを思い出して胸が痛んだ
なんの涙やこれは
泣いていいんは俺とちゃう
Aや、絶対俺とちゃう
はやくAに会いたい、抱きしめたい、力いっぱい
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作者名:宮姉妹 | 作成日時:2020年7月7日 0時