侑の隣におりたいねん (ページ4)

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私の言うアノ子と言うのは

学年成績常に上位

中学時代は陸上で全国2位

今は陸上から離れ、

男子バスケ部のマネージャーをしている

これで性格が悪ければよかった、、、のに、、、

放課後

「A～、スポドリどこあるかわかる～？？」

バスケ部のマネとバレー部のマネ

同じ体育館部活で接点がないわけが無い

探してたスポドリを見つけ箱ごと

持っていこうとするアノ子。

タイミングよく侑くんが私たちのいる体育倉庫を覗く

侑「Aもーすぐ練習はじまんで～

、、、って、ぅわ、、。」

私だけがいると思ってたらしくびっくりした

、そして嬉しそうな表情を浮かべている

「あ、侑くんお疲れ様！！笑」

じゃぁ、と言って重いダンボールを持ったアノ子が

部へ戻ろうとすると

侑「運びます、、しょうか、、!!?、」

大丈夫だよ部活あるでしょ！と言っていたアノ子も

彼の推しに負けてじゃあ

お言葉に甘えて、と頼んでいる

侑「あ、A」

『分かっとる、北さんに言うとけばいいんやろ』

言いたかったことを勝手に予測して

私は直ぐに体育倉庫を後にした

自分以外の女の子が女の子扱いされてんのって

なにこれめっちゃいやや。