青く輝く月を君に…fin【名前変換オリジナル】

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全部…夢だったら良かったのに


こんな鎖で繋がれて…不自由な自分





「…はぁ」




ライト「…さぁ、僕の事好きか？リリカ？」




「…好き」









私も案外…軽々しく好きだなんて言えるのね
馬鹿みたいよ


嘘だらけのこの空間で私はどんどん穢れていく




あなたの事も忘れるのかしら









ライト「リリカ…君の目は宝石だ。僕だけのためにある。青色の宝石だ。」




「…ええ」








ものにしないで…あなたのものじゃないわ





なんて言えない









―――


ライト「リリカ…今日は乗馬のレッスンに行って来るよ、いい子で待っててね」







「…はい」







逃げようったってもう無理だ。敵わない


鎖に首輪


どう見ても勝ち目はないわ









使用人「きゃあああああああ！」









この悲鳴…








久しぶりに聞いたわ



皐月家が来たのね…






きっとまだアオイは私の事なんて忘れて
怪盗をしているのかしら









あの頃が懐かしい

貴方と共にすごした時間…もう戻れない時









――ｶﾁｬﾝ…









風が部屋の中に吹き入る。

…この感じ、知ってる









アオイ「あーらら、囚われのお姫様発見」









「…アオイ」

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