青く輝く月を君に…【名前変換オリジナル】

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それから、私のことがメディアに紹介される日が近づいていった。








使用人「リリカ様が女王様だなんて、私は誇らしいですわ」




「…そうかしら」




使用人「明日ですね〜メディアにリリカ様が紹介される日が！」






何となくお城の中も華やかに、てんてこ舞いになっていた。
女王様が私になって、時期国王もおそらくライトお兄様になる




もう後戻りは出来ないわね、アオイにも会えないし
自由を求める事すらも出来ないでしょう







ライト「リリカ、明日だね…緊張している？」




「お兄様…」





緊張なんてしないだって…何も浮かばないもの

頭の中は何も無い

女王様になったって私は特別じゃない









「…そうですね」




ライト「リリカ、君は嘘が上手いね」








…え？






「…お兄様？」








―――きゃあああ!!!!皐月家よ！！！





使用人「リリカ様！ライト様！急いで部屋に！」




「あ、はい！」


ライト「行こう、リリカ」



「…はい！」







お兄様…
何か…私に隠し事をしていたりするのかしら…
なんだか、様子が変ね









ライト「いいかい？リリカ、部屋に入ったら鍵をするんだよ？」



「分かっていますわ」






私はすぐに部屋に入ろうとした。







ライト「リリカ！」




「…はい？」









ライト「部屋に…誰もいれちゃダメだよ？」









――――――ドクンッ…









「何言ってるんですか…鍵をしろってお兄様が今言ったじゃないですか…」






ライト「…ふふ、そうだね」








―――バタン！！









「……はぁっ」






何か…胸騒ぎがした。

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