君と、ずっと一緒。〜二度は帰らぬ＿＿＿〜 - 少女レイ - 【AMPTAK】【ちぐあと】

Extra edition - III - ページ21

あっきぃside

＿あっとが亡くなって二か月が経って、踏切でちぐちゃんが死んだ。
そのことを知ったのは、ニュースの速報だった。


Ak「＿ぇｯ…」

Pr「ち、ぐ…?」


俺とぷーのすけは、只今同棲中。
付き合ってから1年は経っているし、もともと俺らに親なんてものはいない。
二人とも、中学の時に親は死んだ。だからこそ、今があるのかもしれない。
二人で朝食を食べていると、ちぐちゃんが死んだ＿〇殺したというニュースが流れた。


Ak「…あっとの次は、ちぐちゃんなの…?」

Pr「…あっきぃ…」


ぷーのすけは、目を涙目にしながら俺の名前を呼んだ。
俺はぷーのすけを抱きしめた。

その後、何事もなかった。
＿が、あれからだった。俺とぷーのすけを追い込んだのは。



Ak「……(ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ」

ﾓﾌﾞ「うわｯｗきったなｗ」

ﾓﾌﾞ「ばかじゃんｗ」


＿俺はなぜか、いじめられるようになっていた。
それも、それは俺だけではなかった。


Pr「い゛ｯ…」

Ak「!?ぷーのすけｯ!」

ﾓﾌﾞ「あ、ごっめ〜んｗ当たっちゃったｗ」


ぷーのすけも、いじめられた。
＿なんで、?俺たちが何をしたの…?わからないよ…
でも、いじめの理由はこの関係だった。


ﾓﾌﾞ「ゲイってきもいじゃん?ｗ」

Ak「ぇ…」

Pr「ｯ…(ﾎﾞﾛｯ」


なんで?
男同士だからって、すきになっちゃダメなの…?
付き合ったらだめなの?気持ち悪いの?


Pr「ﾎﾞﾛﾎﾞﾛｯ…」

Ak「…」


俺のぷーのすけ(彼女)泣かせてさｯ…?


別に関係ないじゃん。


お前らに何がわかるの?


ﾓﾌﾞ「あはｯｗｗｗ」

Ak「ｯ…」


きっと、こいつらに何を言ってもわからないんだろうな。
だって＿


Ak「(こいつらは、狂っているんだから)」



ぷりっつside


Pr「…あっきぃ」

Ak「?どうしたの、ぷーのすけ」

Pr「俺ｯ…もう、限界や…(ﾎﾞﾛｯ」


いじめられ始めてからもう三か月が経った。
ずっと、ず〜っと我慢してた。でも、俺はもう限界だった。
この世にいることが、もうできない。こんな世界…


Pr「(大嫌いｯ…)」


俺は、生まれて初めて、この言葉を発した。


Pr「＿もう、この世から消えたい…死にたいｯ…(ﾎﾞﾛﾎﾞﾛｯ」


あっきぃは、俺を抱きしめた。「よく、頑張ったねぇ…(ﾎﾞﾛﾎﾞﾛｯ」と言ってくれた。
あっきぃも、無理しないでよ。無理に笑わないで。
俺を頼って。俺も、あっきぃの


Pr「彼女、なんだからさ!」

Ak「!!＿ありがと、ぷーのすけｗ」

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