君と、ずっと一緒。〜二度は帰らぬ＿＿＿〜 - 少女レイ - 【AMPTAK】【ちぐあと】

Extra edition - I - ページ19

まぜ太side

あっとが死んで二か月が経った頃。


Mz「＿えｯ…」


ニュースを見るとき、知った。


『速報です。先程、ときみと書かれた看板がある踏切にて、男子高校生が〇殺しました＿』

『〇殺した方の名前は、青瀬 千種さん、17歳です。彼は、この前の踏切〇殺でなくなった少年、
淦盧 安登さんの親友で、ショックで〇殺したと思われます。』

Mz「…ち、ぐ…?」


なんで。その言葉しか出てこなかった。
なんで、ちぐまでいなくなっちゃうの…?
俺を、独りにしないでよ……ねぇ、みんな…



その3か月後、あきぷりも亡くなった。
それも、二人で心中したらしい。
二人の遺書には
『来世も、また二人一緒がいいな。できれば、仲間も一緒。今度は誰も、何も否定されない世界に＿』
こう、書かれていた。


Mz「……なんで、みんないなくなっちゃうの…?(ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ」


俺は、海の底へ落ちていくような感覚だった。
深くて暗い、海という名のどん底へ＿


「＿まぜ、ち…?」

Mz「ぇｯ…?」


偶然出会ったのは＿


Mz「け、ちゃ…?」

Kc「〜ｯ!!まぜちｯ!!(ｷﾞｭｯ」


俺に飛びついてきたのは、ほかの誰でもない＿
俺の“初恋の相手”であるけちゃだった。
まさか、ここで巡り合うなんて思ってもいなかった。


Kc「久しぶりだね!!まぜち!!」

Mz「…うん、ひさしぶりｯ」


俺はにこっと笑って見せたが、けちゃにはもうバレバレのようで。


Kc「……あっちゃんとちぐと、あきぷりのこと…?」

Mz「ーｯ!!……さすがけちゃｗ(ﾎﾞﾛｯ」


俺は、けちゃにすべてを話した。
俺がため込んでいた気持ち全部。吐き出した。


Kc「……そっかｗ…ね、少し、提案があるんだけど…」

Mz「…?」


俺は、けちゃの提案を聞いて正直びっくりした。
が、驚くほどに俺はすんなり受け入れた。
あとは、時を待つのみだ＿



Kc「お待たせ、まぜち」

Mz「ん、おはよ」


俺とけちゃは挨拶を交わし、その後


Kc「……久しぶりだね、星ノ月海岸」

Mz「そうだな…」


俺たちは、二人思い出の場所、星ノ月海岸へとやって来た。


Mz「…ねぇ、けちゃ」

Kc「?どしたの?まぜち」


俺は、今この気持ちを伝えないといけない気がした。
いうんだ。俺の気持ちを。


Mz「俺、けちゃのこと好き。恋愛として…だけど//」

Kc「!!…僕も、好きだよ!///」

Mz「＿ｯ!!」


俺とけちゃは笑いあった。
そして二人手をつないだ。


Kc「…来世では、また皆とあえるかな…」

Mz「…あえるよ、きっと。」


そして、二人で少しの間見つめあった。そして、微笑んだ。


Kc「…じゃぁね」

Mz「俺たちの人生」


俺とけちゃは、海に飛び込んだ。
二人一緒に。
また、来世で＿

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