daily life ページ4
昼間はずっと、訓練、訓練、訓練。
疲れて、夕飯を食べに食堂に行くと、またいつものが始まる。
エレンとジャンのケンカ。
すーぐ挑発するジャンも、それにいちいち反応するエレンも、二人とも悪いと思う。
「どうして訓練のあとにこんな口喧嘩する体力があるんだろうね、アニ？」
私は自分の隣に座ってたアニに話しかけた。
「さぁな。まあ、あいつらだからだろう」
...うーん、体力バカってこと？
ま、あの鬼教官が来てしまうので、とりあえず止めよう。
「あの...その辺で...」
「「邪魔すんな！」」
...あ、これむり。
ミカサ、ヘルプミー！
と、そこでミカサが止める。
ミカサがエレンの手を握っていると、なぜかいつもジャンが叫び始める。
なにいってんのかわかんないけど、なんか
「うらやましいんだよクソォオオオオオ！！」
みたいな。
永遠と叫び続けるジャンに、子供のように...いや、まだ15歳なんだけど...言い返すエレン、かと思いきや、エレンはいきなり格闘術でジャンを倒した。
ドン！
あれ、アニのだ。
「アニ、いつあれ教えたの？っていうか、何回投げ飛ばしたわけ？」
「もう数えてない。それに、弱いのが悪い」
アニの答えに思わず苦笑していると、突然扉が開いた。
「いましがた大きな音が聞こえたが...誰か説明してもらおうか」
...あ。鬼教官だ。終わった。
「サシャが放屁した音です」
み、ミカサー！
教官が出ていったあと、サシャは騒ぎだし、私は堪えきれずに笑ってしまった。
「ひどいですよミカサー！」
「ぶっ...あはははははは、ミカサ最高！てか、あんな音の●●●って...あっはははははは！」
するとミカサは、サシャの口にパンを突っ込んだ。
そして、
「ヨル、うるさい」
...と、まぁ、毎日こんな感じである。
私はアニとは他の人より少しだけ(多分)仲が良く...まぁ、普通に話せる人という認識だと思う。
ただし、ミカサとかクリスタみたいにモテたりはしない。しなくていいけど。
night before dissolution→←assessment from professor
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：悠にゃん | 作成日時：2018年7月10日 20時
