嫌悪 -1- ページ37
リヴァイ班のメンバーたちは机を囲って話していた。
ｴﾙﾄﾞ「我々への待機命令は後数日は続くだろう。だが、30日後には大規模な壁外遠征を考えてると聞いた。
それも今期卒業の新兵を早々に交えると…」
ｸﾞﾝﾀ「それは本当かエルド!?」
グンタがそう思うのも正論だ。今回の巨人の襲撃ですら、今期の新兵には堪えただろう。
大勢の仲間が目の前で命を落としたのだから。
ｵﾙｵ「ガキどもはすっかり腰を抜かしただろうな」
貴「…本当なの？リヴァイ」
ﾘｳﾞｧｲ「…作戦立案は俺の担当じゃない。
だが、エルヴィンの事だ。俺たちよりずっと多くの事を考えているだろう」
メンバーたちはその言葉で納得した様だった。
少ししてエルドがエレンを見つめて話す。それにつられるように、ユキとリヴァイを除いた他のメンバーもエレンを見た。
やはり未だにエレンが巨人になると言うことが信じられないのだろう。
ﾘｳﾞｧｲ「お前らも知ってるだろう。報告書以上の事は聞き出せねえよ」
リヴァイは優雅に紅茶を啜る。
ﾘｳﾞｧｲ「…あ。だがアイツは黙ってねぇだろうな。下手にいじくり回されて死ぬかもな、お前」
ｴﾚﾝ「え!?あいつとは……？」
その時、不躾な強盗のごとく何度も扉を叩かれ、ペトラが開けた。
噂をすれば、と言うことだろうか。
ﾊﾝｼﾞ「こんばんはー、リヴァイ班の皆さん！お城の住み心地はどうかな？」
リヴァイの言うあいつ、とはハンジの事だった。
貴「早かったのね」
ﾊﾝｼﾞ「居ても立ってもいられないよ！」
調査兵団分隊長のハンジ・ゾエ。変人集団と揶揄される調査兵団の中でも、群を抜いた変人だ。
どうやら明日の実験の許可とやらを貰いに来たらしい。
ｴﾚﾝ「実験って…？」
エレンが尋ねると
ﾊﾝｼﾞ「それはもう！最ッ高に滾るヤツだよ!!」
興奮して答える。
疑問を持ったエレンが“巨人の実験”について尋ねる。
ｵﾙｵ「おい止めろ！聞くな！」
貴「……はぁ」
これから先を察したのか他のメンバーは退室しようと席を立った。
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リヴァイ好き - すごくおもしろっかったです 今度はリヴァイとその彼女(夢主)について書いてくれませんか？ (2019年6月21日 17時) (
レス) id: dc53e000da (このIDを非表示/違反報告)
水無月碧音(プロフ) - うへぇさん» 分かりましたかぁ…！ストーリーも音楽も大好きなんですよ！ (2018年10月27日 17時) (レス) id: 9308ec7c9c (このIDを非表示/違反報告)
うへぇ(プロフ) - 水無月碧音さんはAngel Beats好きなんですか？私は大好きです！このタイトルと2ページ目を読んでもしや．．．？と思っていたんですが．．． (2018年10月27日 17時) (レス) id: f01774997a (このIDを非表示/違反報告)
水無月碧音(プロフ) - 貴音さん» ありがとうございます！頑張ります!! (2018年3月20日 12時) (レス) id: f79b747f8a (このIDを非表示/違反報告)
貴音 - めっちゃ面白いです！これからも頑張って下さい！！ (2018年3月20日 0時) (レス) id: 56a276042a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水無月碧音 | 作成日時：2017年1月9日 19時
