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リヴァイの演技やユキが論破した甲斐もあり、エレンは調査兵団に託されることとなった。
ﾊﾝｼﾞ「まったく酷いね……痛いだろ？」
ｴﾚﾝ「少し…」
ﾊﾝｼﾞ「！どんな風に!?」
ｴﾚﾝ「え」
ハンジはエレンの傷の手当てをしながらも実験のデータを得ようとする。
ｴﾙｳﾞｨﾝ「すまなかった…しかしお陰で、君を我々に託してもらう事が出来た」
ｴﾚﾝ「はい…」
ｴﾙｳﾞｨﾝ「効果的なタイミングで用意したカードを切れたのも、その痛みの甲斐あってのものだ」
エルヴィンはエレンの前に屈むと
ｴﾙｳﾞｨﾝ「君に敬意を」
片手を差し出し、調査兵団へ迎えた。
エレンはほっとした様な、安心した表情を見せてその手を握り返す。
しかし
ドカッと音をたててエレンの隣に座るリヴァイに、さっきとは打って変わって情けない顔で肩を震わせた。
ﾘｳﾞｧｲ「なあエレン、俺を憎んでいるか？」
こんな威圧で聞かれたら言いたいことも言えないだろう。
ｴﾚﾝ「い、いえ…必要な演出として理解してます…！」
随分怯えた様子で答えた。
ﾘｳﾞｧｲ「なら良かった」
それまで椅子に腰かけて本を読んでいたユキだが、パタンと閉じるとリヴァイの方を見て
貴「……限度があるわ」
と呟いた。
ｴﾚﾝ「！」
ﾊﾝｼﾞ「そうそう、歯が折れちゃったんだよ？」
ハンジはハンカチに包んだエレンの奥歯を見せる。
咄嗟に嫌な顔をしたユキとリヴァイ。
ﾘｳﾞｧｲ「拾うな…気持ち悪い」
ﾊﾝｼﾞ「これだって貴重なサンプルだし」
貴「こんな人に解剖されるなら自分から割腹するわ」
ﾊﾝｼﾞ「酷いなぁユキ！一緒にしないでくれよ！
私はエレンを殺したりはしない！」
ｴﾚﾝ「……(ユキ…)」
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リヴァイ好き - すごくおもしろっかったです 今度はリヴァイとその彼女(夢主)について書いてくれませんか？ (2019年6月21日 17時) (
レス) id: dc53e000da (このIDを非表示/違反報告)
水無月碧音(プロフ) - うへぇさん» 分かりましたかぁ…！ストーリーも音楽も大好きなんですよ！ (2018年10月27日 17時) (レス) id: 9308ec7c9c (このIDを非表示/違反報告)
うへぇ(プロフ) - 水無月碧音さんはAngel Beats好きなんですか？私は大好きです！このタイトルと2ページ目を読んでもしや．．．？と思っていたんですが．．． (2018年10月27日 17時) (レス) id: f01774997a (このIDを非表示/違反報告)
水無月碧音(プロフ) - 貴音さん» ありがとうございます！頑張ります!! (2018年3月20日 12時) (レス) id: f79b747f8a (このIDを非表示/違反報告)
貴音 - めっちゃ面白いです！これからも頑張って下さい！！ (2018年3月20日 0時) (レス) id: 56a276042a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水無月碧音 | 作成日時：2017年1月9日 19時
