入団 -1- ページ17
数日後───
ハッとして目を覚ますとエレンは檻の中にいた。
目の前には調査兵団のトップであるエルヴィン団長と人類最強と謳われるリヴァイ兵長
そして
ｴﾚﾝ「───ユキッ!?」
あの時見た幼馴染み、ユキがいた。
柵の前まで行って
ｴﾚﾝ「……お前、ユキだろ？」
じっとその顔を見つめた。彼の知る面影が確かにそこに残っている。
ｴﾙｳﾞｨﾝ「君はユキを知っているのか」
ｴﾚﾝ「幼馴染みです…！」
ﾘｳﾞｧｲ「あ？
ユキは知らないと言っていたが」
ｴﾙｳﾞｨﾝ「どういうことだ？」
沈黙するユキに
ｴﾚﾝ「ユキ！俺だよ！エレンだ！」
そう呼び掛けるが、ユキは俯く。
貴「…知らない」
ｴﾚﾝ「っ……！」
エルヴィンは、目線を落とし手の甲を撫でたユキを少し見た後、鍵を手にエレンに話しかけた。
エレンの父、グリシャ・イェーガーの事
記憶喪失
エレンの“意志”───。
ｴﾚﾝ「……」
ﾘｳﾞｧｲ「オイ、さっさと答えろ、グズ野郎。
お前のしたいことは何だ」
ｴﾚﾝ「──調査兵団に入って…
とにかく巨人をぶっ殺したいです」
貴「……」
ﾘｳﾞｧｲ「ほう…悪くない」
リヴァイはそう言ってエレンの檻に近付く。
ﾘｳﾞｧｲ「エルヴィン、 こいつの責任は俺とユキが持つ」
貴「！ちょっと待っ…」
ﾘｳﾞｧｲ「上にもそう言っておけ。俺はこいつを信用した訳じゃない」
腹を括ったのか、ユキはエルヴィンの方を向いて言った。
貴「…わかりました。彼がもし裏切ったり暴れたりすれば
即座に私たちが殺します」
ｴﾚﾝ「!?」
ﾘｳﾞｧｲ「そう言うこと…上も文句は言えん筈だ。俺たち以外に適任が居ないからな
認めてやるよ。お前の調査兵団入団をな」
ｴﾚﾝ「…！」
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リヴァイ好き - すごくおもしろっかったです 今度はリヴァイとその彼女(夢主)について書いてくれませんか？ (2019年6月21日 17時) (
レス) id: dc53e000da (このIDを非表示/違反報告)
水無月碧音(プロフ) - うへぇさん» 分かりましたかぁ…！ストーリーも音楽も大好きなんですよ！ (2018年10月27日 17時) (レス) id: 9308ec7c9c (このIDを非表示/違反報告)
うへぇ(プロフ) - 水無月碧音さんはAngel Beats好きなんですか？私は大好きです！このタイトルと2ページ目を読んでもしや．．．？と思っていたんですが．．． (2018年10月27日 17時) (レス) id: f01774997a (このIDを非表示/違反報告)
水無月碧音(プロフ) - 貴音さん» ありがとうございます！頑張ります!! (2018年3月20日 12時) (レス) id: f79b747f8a (このIDを非表示/違反報告)
貴音 - めっちゃ面白いです！これからも頑張って下さい！！ (2018年3月20日 0時) (レス) id: 56a276042a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水無月碧音 | 作成日時：2017年1月9日 19時
