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兵士の側に寄り、屈むリヴァイ。
ﾘｳﾞｧｲ「…何だ」
今度は、ユキも何も言わなかった。
「自分は…人類の役に……立てた…でしょうか……？」
真っ赤になった片手を差し出しながら
哀しそうにそう言った。
「このまま…何の役にもたてずに……死ぬの、でしょうか…？」
ﾘｳﾞｧｲ「……」
リヴァイは何も言わず、
強く、強く、兵士の手を握った。
ﾘｳﾞｧｲ「…お前は充分に活躍した…。
そして、これからもだ。
お前の残した遺志が、俺に力を与える」
意識のはっきりしない兵士の目を真っ直ぐ見て力強く告げる。
ﾘｳﾞｧｲ「約束しよう！
俺は必ず巨人を絶滅させる!!」
ﾍﾟﾄﾗ「兵長……彼は…もう…」
ﾘｳﾞｧｲ「最後まで聞いたのか？こいつは…」
貴「ええ…きっと聞こえてた。
だって…こんなに安心したように眠ってる…」
ﾘｳﾞｧｲ「……」
その時
ｴﾙｳﾞｨﾝ「リヴァイ、ユキ、撤退だ！」
貴「撤退…まだ限界まで進んでません」
ﾘｳﾞｧｲ「ユキの言うとおりだ。
…俺の部下は、犬死にか？」
貴「っ…」
ｴﾙｳﾞｨﾝ「巨人が街を目指してる。一斉に北上し始めた」
3人『!?』
ｴﾙｳﾞｨﾝ「5年前と同じだ…」
ユキは5年前を思い出して苦しい顔をした。
家族を
親友を
自分を失った日だ。
ｴﾙｳﾞｨﾝ「街に何かが起きている。
壁が破壊されたかもしれん」
＊＊＊＊
？「くそっ…
くそっ…！
くそっ!!」
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リヴァイ好き - すごくおもしろっかったです 今度はリヴァイとその彼女(夢主)について書いてくれませんか？ (2019年6月21日 17時) (
レス) id: dc53e000da (このIDを非表示/違反報告)
水無月碧音(プロフ) - うへぇさん» 分かりましたかぁ…！ストーリーも音楽も大好きなんですよ！ (2018年10月27日 17時) (レス) id: 9308ec7c9c (このIDを非表示/違反報告)
うへぇ(プロフ) - 水無月碧音さんはAngel Beats好きなんですか？私は大好きです！このタイトルと2ページ目を読んでもしや．．．？と思っていたんですが．．． (2018年10月27日 17時) (レス) id: f01774997a (このIDを非表示/違反報告)
水無月碧音(プロフ) - 貴音さん» ありがとうございます！頑張ります!! (2018年3月20日 12時) (レス) id: f79b747f8a (このIDを非表示/違反報告)
貴音 - めっちゃ面白いです！これからも頑張って下さい！！ (2018年3月20日 0時) (レス) id: 56a276042a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水無月碧音 | 作成日時：2017年1月9日 19時
