■"EP.44 ページ47
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ハンジside
Aの立体機動装置を調べ、調査結果を書いた紙を持ったまま、私はモブリットと共に団長室へ向かった
ノックをし中に入ると、さっきまでの団長室とは雰囲気が変わっていた
私は皆が揃っている事を確認し、調べた事を皆に伝えた
「調べてみたけど、確かにAの立体機動装置が壊れていた
射手器の中の部品が破損していたから、それでアンカーが出なかったんだと思う
明らかに何かで打ち付けたような傷があったから、故意的に壊されたとしか考えられない」
そこまで言うと、皆の目の色が変わった
「…つまりAは誰かに殺されそうになったと…」
静まり返る団長室内
「うん、そう考えるのが妥当だろうね
普通なら初めからアンカーは出ないはずなんだけど…Aは奇跡だったね」
「おい、ハンジ
Aの装置を準備したクソ野郎はどこのどいつだ？」
突然、質問されたかと思ったら聞いた事のないような低い声が私の耳に届いた
なんだ、リヴァイか
いや、顔怖いよ…
眉間にシワ寄せて…
怒るのは分かるけどこの場にいる全員が、怯えた様子で貴方を見ているの気づかない？
「調べてねぇのか？それなら俺が…」
立ち上がろうとするリヴァイを見て、私は慌てて口を開いた
「あ、あぁ、調べはしたよ
ただ…名簿には105期生訓練兵としか書いてなくて肝心の名前が抜けていたんだよね…
書き忘れかな？」
「…ﾁｯ…」
だから怖いって、目が本気じゃん
と、その時、エルヴィンが、壁にかけてある時計を見てため息をついた
「そろそろ夕食の時間か
いいか、この件は他言無用だ」
「り、了解です！」
リヴァイ班のオルオが敬礼をした
解散の合図が出されそれを聞いて、次々に皆が出ていく
「A、大丈夫かな？」
「後で見舞いに行くか」
そんな会話を聴きながら私も団長室を後にした
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リヴァイside
中にいた者は外に出ていき、団長室にいるのは俺とエルヴィンだけになった
「…リヴァイ」
「なんだ」
「…犯人が見つかったらどうする気だ…？」
どうする気？
そんなの決まってるじゃねぇか
ｽﾞﾀｽﾞﾀにしてやるよ
なんなら、巨人の餌にしてやってもいいぐらいだ
「…さぁな」
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おぬ - イメ画むっちゃかわえぇ，，，作品も神、、、、むっちゃ面白いです！ (11月18日 22時) (
レス) @page2 id: 4b0e14d64e (このIDを非表示/違反報告)
ああ - 今更なんですけどイメ画めっちゃ可愛いですね！！ (10月1日 22時) (レス) @page2 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
デンプン。(プロフ) - ああさん» 嬉しいコメントありがとうございます！ 既に3rdまで執筆しているので、よろしければそちらもお願いします！ (9月3日 21時) (レス) id: 3b740f393c (このIDを非表示/違反報告)
ああ - とても面白かったです。更新待ってます！ (9月3日 19時) (レス) id: d425432768 (このIDを非表示/違反報告)
デンプン。(プロフ) - メロさん» 嬉しいコメントありがとうございます！ 頑張りますね！ (2022年11月18日 18時) (レス) id: 21905b0a6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：デンプン。
| 作成日時：2022年11月2日 2時
