■"EP.02 ページ5
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『…っ…んっ…』
窓から差し込む木漏れ日で目が覚める
時計を見ると朝の5時半
いつもは6時過ぎに目が覚めるのに
重い身体をベッドから起こし身支度を整える
毎回、寝巻きを脱ぎ鏡の前に立つと思うことがある
“果たして、これは女性の体なのか”
みぞおちから、下腹部に向かって深い溝が縦と横に刻まれている
見事なまでに割れてしまった “腹筋”
立体機動装置で、バランスを取るためには常人離れした体幹筋肉の強さが必要不可欠となる
だが、女である以上やはりこうもくっきりと腹筋がついてしまうと悲しくなってくる
ため息をつきながら髪の毛を結び部屋を出る
その頃には、眠気など既に無くなっていた
食堂には既に先客がいた
微かに揺れている金髪
あれは、エルヴィンだ
「おはよう」
『おはようございます』
今日こそ一番だと思ったんだけどな
そんな事を思いながら食器を手に取る
「8時間睡眠できたか？」
『いや…どう考えても5時間睡眠ですけど』
「それは悪かったな」
乾いた声で笑うエルヴィン
『いや、エルヴィンのせいじゃなくて…！
あのちび野郎の言う事なんか聞かなければ…』
「あﾞ？誰がちび野郎だって？」
『ｯ!…リヴァイ…！
ぁ…はは…いたんだ…』
「…てめぇがため息をつきながら、部屋から出てくる所からいた」
『いや、最初からじゃん…』
文句を言いながら少し眠たそうにしている、リヴァイに朝食を渡す
そんな朝の時間なんてすぐ終わり壁外調査に出発する時間がやってきた
「来たぞ！調査兵団だ！主力部隊だ！」
外門へと向かっている途中でﾁﾗﾎﾗとそんな声が聞こえてくる
「何ニヤついてる」
『いや、こんな風に期待されるのはいい事だし』
「見ろ！リヴァイ兵士長だ！
1人で1個旅団並みの戦力があるってよ！」
「ﾁｯ、うるせぇな」
「その隣はA副長だぞ！
リヴァイ兵士長の次に最強と言われてる方だぞ！
女なのに凄いよな〜」
『やぁやぁ』
私が、ｷﾗｷﾗとした眼差しを向けてくる子供たちに手を振っていると後ろにいたハンジが笑った
「みんなの羨望の眼差しも、リヴァイの潔癖すぎる性格を知れば幻滅するだろうね」
『確かに！』
リヴァイと喧嘩した時にバラしてやるか！
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おぬ - イメ画むっちゃかわえぇ，，，作品も神、、、、むっちゃ面白いです！ (11月18日 22時) (
レス) @page2 id: 4b0e14d64e (このIDを非表示/違反報告)
ああ - 今更なんですけどイメ画めっちゃ可愛いですね！！ (10月1日 22時) (レス) @page2 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
デンプン。(プロフ) - ああさん» 嬉しいコメントありがとうございます！ 既に3rdまで執筆しているので、よろしければそちらもお願いします！ (9月3日 21時) (レス) id: 3b740f393c (このIDを非表示/違反報告)
ああ - とても面白かったです。更新待ってます！ (9月3日 19時) (レス) id: d425432768 (このIDを非表示/違反報告)
デンプン。(プロフ) - メロさん» 嬉しいコメントありがとうございます！ 頑張りますね！ (2022年11月18日 18時) (レス) id: 21905b0a6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：デンプン。
| 作成日時：2022年11月2日 2時
