■"EP.29 ページ32
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エレンside
結局昨夜は、Aさんが眠いからと解散になった
朝になり俺たちは、旧調査兵団本部から馬を走らせトロスト区へと向かった
トロスト区へ到着し、直ぐに俺たちは横一列に並ぶ
しばらくすると俺たちが来た方向とは、逆方向から立派な馬車がやってきた
馬車は俺たちの目の前で止まり、中から1人の少女と護衛らしき男性が出てくる
ぁ、あの人、昨日来てた人だ…
団長が話しているのにも関わらず、その少女は誰かを探しているようにキョロキョロ辺りを見回していた
それを見て横にいたAさんが呟いた
『…来るわよ』
「え？」
その言葉の意味を俺が聞き返す間もなく、突然甲高い声が俺の耳に届いた
「リヴァイ様〜！！会いたかったですわ！」
リヴァイ兵長を見つけた瞬間、こちらに向かって走ってきた目の前の人物
横を見るとあろう事かリヴァイ兵長が抱きしめられている
俺は開いた口が塞がらなかった
「…離れろ」
兵長に関しては触れたくもないのか
そっぽを向きながら無愛想にあしらってる
「え〜！折角会えたんですもの
もう少しこうしていましょうよ！」
「…もう一度言う、離れろ」
今度は、エマ令嬢の方を向きながら言う兵長
「仕方ないですわね」
諦めたのかリヴァイ兵長の腰から手を離すエマ令嬢
すると突然、エマ令嬢がこちらを向いた
「あら？いたんですね
影が薄くて見えませんでしたわ」
「失礼ですよ、お嬢様
あ、A様、昨日ぶりですね」
『ども』
愛想良く近付いてくるオーウェンさんに対して真顔で返事をするAさん
こっちもこっちでヤベェな
「…エマお嬢様
そろそろ、本部に向かって支度を…」
笑顔が引き攣ってるエルドさんがエマ令嬢に近づき言った
「えぇ…ん？」
突然、動きが止まる目の前の人物
「貴方たち、馬で来られたの？」
「え、えぇ、ですがお嬢様は馬車で来ていただければ…」
「私も馬に乗りたいわ！」
「「『は？』」」
この場にいる全員が何を言ってるのか分からなかった
「…えっと…それは…」
「だから！私も馬に乗りたいの！
あ、この子でいいわ」
そう言って一頭の馬を指さした
あ…れ？確か…あの馬って…
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おぬ - イメ画むっちゃかわえぇ，，，作品も神、、、、むっちゃ面白いです！ (11月18日 22時) (
レス) @page2 id: 4b0e14d64e (このIDを非表示/違反報告)
ああ - 今更なんですけどイメ画めっちゃ可愛いですね！！ (10月1日 22時) (レス) @page2 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
デンプン。(プロフ) - ああさん» 嬉しいコメントありがとうございます！ 既に3rdまで執筆しているので、よろしければそちらもお願いします！ (9月3日 21時) (レス) id: 3b740f393c (このIDを非表示/違反報告)
ああ - とても面白かったです。更新待ってます！ (9月3日 19時) (レス) id: d425432768 (このIDを非表示/違反報告)
デンプン。(プロフ) - メロさん» 嬉しいコメントありがとうございます！ 頑張りますね！ (2022年11月18日 18時) (レス) id: 21905b0a6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：デンプン。
| 作成日時：2022年11月2日 2時
