■"EP.27 ページ30
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Aside
訓練も終わりもうすぐ日付が変わりそうな時刻
私たちは1ヶ月後に控えている壁外調査とは別の壁外調査に頭を悩ませていた
『明日…だよね』
「あーあ、やだな…」
紅茶をすごすご飲みながら呟くペトラ
「そう言えば陣形はどうすんだ？」
話を遮るようにオルオが尋ねてくる
「俺たちで大方でかいのを倒す
何かあった時のために、Aとペトラはあいつのもとにつけ」
「はいッス！兵長！」
「後は適当にお前らで決めておけ
俺はもう寝る」
そう言ってカップを片手に立ち上がるリヴァイ
『いや…ちょっと待ってよ
何、その適当にって…』
「それと…」
いきなりリヴァイの動きが止まった
やっぱり適当はダメだよね
「絶対に単独行動は避けろ」
『……』
「了解です！兵長！」
ビシッと敬礼をするオルオ
はぁ…とため息をついた私を、横目で見つつリヴァイはさっさとカップを片付け、部屋を出ていってしまった
「てか、護衛がいるんだし俺たち必要なくねぇか？」
リヴァイの背中を見つめていたオルオが突然、口を開いた
「バカね！
兵長目的に決まってるでしょ！」
「あ、そっか」
忘れてたと言わんばかりに呟くオルオ
そう、エレンの実験を見たいなんて、リヴァイに会いたいが為のただの口実だろう
そんな事皆分かっていた
「前回なんか、兵長のお気に入りのカップを割ってたよな」
突然エルドがそう言った瞬間、談話室に静けさが訪れた
『あの後のリヴァイの顔と言ったら…』
カップを割られたリヴァイは死んだような顔をしていた
あれは、一生忘れないだろうな
「お菓子のゴミをそこら中に撒き散らしてた時もあったよな」
「あの後の掃除は…大変だった…」
まるで、大昔の事を思い出すかのように空を仰ぐペトラ
いや、貴方何歳よ
私より年下だよね？
「とりあえず俺たちで必ず任務を達成させるぞ
平和な生活を取り戻すために！」
突然、グンタが立ち上がった
『早めに帰らす！』
「文句を言わない！」
「…顔に出さねぇ」
「笑顔でいる？」
「えっと…ぁ…余計な事しない！」
「絶対成功させるぞ！」
「「『おぉー！』」」
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おぬ - イメ画むっちゃかわえぇ，，，作品も神、、、、むっちゃ面白いです！ (11月18日 22時) (
レス) @page2 id: 4b0e14d64e (このIDを非表示/違反報告)
ああ - 今更なんですけどイメ画めっちゃ可愛いですね！！ (10月1日 22時) (レス) @page2 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
デンプン。(プロフ) - ああさん» 嬉しいコメントありがとうございます！ 既に3rdまで執筆しているので、よろしければそちらもお願いします！ (9月3日 21時) (レス) id: 3b740f393c (このIDを非表示/違反報告)
ああ - とても面白かったです。更新待ってます！ (9月3日 19時) (レス) id: d425432768 (このIDを非表示/違反報告)
デンプン。(プロフ) - メロさん» 嬉しいコメントありがとうございます！ 頑張りますね！ (2022年11月18日 18時) (レス) id: 21905b0a6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：デンプン。
| 作成日時：2022年11月2日 2時
