■"EP.22 ページ25
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エレンside
Aさん達と別れてから、俺は直ぐに旧調査兵団本部へと戻った
「＿＿＿＿らしいです」
旧調査本部に着くなり、端の方で紅茶を飲んでいた先輩たちに声をかける
そして、先程、本部の方で話していた内容について話した
「エマ令嬢…か」
「もうそんな時期だったのか
色々あって忘れてたな」
俺の話を聞くなり苦笑しながら、カップを片手に呟くエルドさんとグンタさん
「あの…エマ令嬢ってどんな方なんですか？」
さっき、Aさんたちにも聞いたが、これ以上聞くなという空気が何となく出ていた
だが、俺の質問には答えずただ黙ってしまう二人
「あの…」
俺がそう言うと、二人は互いに目を合わせ少し困り顔でこちらを見てきた
「俺たちも詳しくは…な？」
「お、おう！
ほらエレン、馬の世話でもしてこい！」
何か、隠すようにお互い目を合わせそう言う先輩方
「ぁ、はい…
じゃあ、俺、馬の世話に行ってきます」
それ以上、俺も何も言うことはできず先輩たちの元を後にした
数分後に、餌を持ちながら愛馬の方に戻ると先輩たちの声が聞こえてきた
「結局、無許可で立体機動装置を使った兵士は見つからなかったようだ
一体、誰が…？」
「さぁな、今はこの後の新兵勧誘式の方が心配だ
入団しようって推挙する新兵がどれだけいるのか」
そんな会話を、俺は馬の世話をしながら聞いていた
確かにそうだよな
あんな騒ぎがあった後に調査兵団に入りたいって奴は、そうそういないよな
皆はやっぱり駐屯兵団か？
マルコとジャンは憲兵団だったよな？
「なぁ、エレン」
そんな事を考えていると突然、グンタさんに名前を呼ばれる
「お前の同期にうちを志願する奴はいるのか？」
心配するような顔つきで尋ねてくるグンタさん
「…いますよ…いや、いました
今はどうか分かりません…」
そうだ
あいつらがこないだ言ってた通り俺について調査兵団に入団するとは限らない
もしかしたら、心変わりをしてるかもしれない
その時、遅れて兵長が到着した
「おい、支度を急げ」
兵長に続き、エルドさんグンタさんも馬に乗り出発する
俺も急いで馬に跨り3人の後をついて行った
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おぬ - イメ画むっちゃかわえぇ，，，作品も神、、、、むっちゃ面白いです！ (11月18日 22時) (
レス) @page2 id: 4b0e14d64e (このIDを非表示/違反報告)
ああ - 今更なんですけどイメ画めっちゃ可愛いですね！！ (10月1日 22時) (レス) @page2 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
デンプン。(プロフ) - ああさん» 嬉しいコメントありがとうございます！ 既に3rdまで執筆しているので、よろしければそちらもお願いします！ (9月3日 21時) (レス) id: 3b740f393c (このIDを非表示/違反報告)
ああ - とても面白かったです。更新待ってます！ (9月3日 19時) (レス) id: d425432768 (このIDを非表示/違反報告)
デンプン。(プロフ) - メロさん» 嬉しいコメントありがとうございます！ 頑張りますね！ (2022年11月18日 18時) (レス) id: 21905b0a6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：デンプン。
| 作成日時：2022年11月2日 2時
