■"EP.21 ページ24
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「…ぶりっ子？」
リヴァイの言葉を聞いて今度は、エレンが苦笑した
まぁ、会えば分かるよ、エレン
聞きたいことは山ほどある
だが、そんな事よりもっと重要な事がある
『…向かうのはリヴァイ班の私たちだけって事？』
「あぁ、1ヶ月後にも、壁外調査があるからな
あまり兵士を使いたくないんだ
それとも…君たちだけでは無理があるか？」
そう言って嫌な笑みを浮かべるエルヴィン
「任務としては、君たちリヴァイ班には調査兵団に訪れる1週間、命をかけてエマ令嬢を守ってもらいたい」
そう言って書類をこちらに渡してくるエルヴィン
「傷1つつかないようにな」
『……』
“命をかけて守る”
その言葉を聞いて、私は何も言えなくなってしまった
だが、リヴァイは違った
「…なぁ、エルヴィン
俺たち、リヴァイ班の本当の任務はなんだ？」
眉間にシワを寄せながら尋ねるリヴァイ
そう質問され、一瞬リヴァイの方を向いたエルヴィンだったがすぐ前に向き直った
「…エレンに傷一つつけない事だ」
暫く沈黙を貫いた後、そう言うエルヴィンは苦い顔をしていた
「ぇ…？監視じゃ…？」
リヴァイ班の“本当の任務”を初めて知ったエレンは、驚きの声を上げた
「あぁ、そうだ、命の限りな
だが、今お前が言ったことをやるなら俺たちは任務から背いた事になる」
「っ…すまない…」
悔しそうに呟くエルヴィン
そんな顔をされたら、言いたかったことも言えなくなってしまう
『…とりあえず今日の新兵勧誘式はやるんだよね？』
なるべく笑顔を取り繕ってエルヴィンに尋ねる
この空気感を変えたくてどうでもいい事を口走った結果だ
「あぁ、それは、予定通り行うが他の行事は全て延期にしないとな…」
『皆にも伝えないとね…』
「その事でもう少し、二人に説明したいからもう少し残ってもらってもいいか？」
「あ、じゃあ、俺がエルドさんたちに伝えに行ってきます」
時計を見ながらそう言うエレン
『そう？
じゃあ、お願いできるかしら？』
「はい！では、失礼しました!!」
敬礼をし後ろにあったドアから出ていくエレン
ドアが閉まり再びシーンと静寂が訪れた
さて、どうする事やら
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おぬ - イメ画むっちゃかわえぇ，，，作品も神、、、、むっちゃ面白いです！ (11月18日 22時) (
レス) @page2 id: 4b0e14d64e (このIDを非表示/違反報告)
ああ - 今更なんですけどイメ画めっちゃ可愛いですね！！ (10月1日 22時) (レス) @page2 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
デンプン。(プロフ) - ああさん» 嬉しいコメントありがとうございます！ 既に3rdまで執筆しているので、よろしければそちらもお願いします！ (9月3日 21時) (レス) id: 3b740f393c (このIDを非表示/違反報告)
ああ - とても面白かったです。更新待ってます！ (9月3日 19時) (レス) id: d425432768 (このIDを非表示/違反報告)
デンプン。(プロフ) - メロさん» 嬉しいコメントありがとうございます！ 頑張りますね！ (2022年11月18日 18時) (レス) id: 21905b0a6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：デンプン。
| 作成日時：2022年11月2日 2時
