■"EP.20 ページ23
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「俺、会ってもいいですよ
その…巨人化を見せるのも…」
『…そんな簡単じゃないと思う…』
そう
今までの経験上、そんな簡単に終わったことなどない
私がそこまで言うと、今度はエルヴィンが口を開いた
「Aの言った通りだ
実は、エマ令嬢から壁外調査に出てみたいとお願いされてね」
それを聞いて、エレンの目の色が変わった
「っ…それは…いくらなんでも…！
一般人が壁外調査なんて…」
『一般人じゃないのよ』
驚いた表情でこちらを見てくるエレン
それを見て、リヴァイが口を開いた
「話した通りあいつは、半年に1度訪れて訓練をする」
『だから…私たち程ではないけど一応、立体機動装置も使えるし巨人の事も知ってるの』
「…クソメガネ程じゃないけどな」
リヴァイなりの冗談だったのだろう
だが、エレンは笑うことなく下を向いていた
まぁ、そうなるよね
いくら訓練を積んでいても、仮にも一般人だし兵士に混じって壁外調査なんて無理に決まってる
そう思ってるのが顔付きから分かった
『でも、壁外調査って言ってもまさか…1ヶ月後にあるやつに連れていくとか言わないよね？』
新兵たちとエマ令嬢
そいつらを連れて壁外調査なんて飛んで火に入る夏の虫のようだ
「それはリスクが高すぎる
なので、違う日にちに別の壁外調査に出てもらう
とは言っても、ただの巨人殺しの日になると思うがな」
『…なるほどね。で、所属班は？
まぁ、援護ぐらいならしてm…』
「リヴァイ班だ」
『…は？』
急な申告に自分でも有り得ない程の間抜けな声が出てしまった
いやいや、待て待て
今、リヴァイ班って言った？
「…その為に俺らを呼んだと…」
『いや、リヴァイ、何納得してんの？
エルヴィンも本気で言ってる？』
「あぁ、エマ令嬢、直々にお願いされてね
リヴァイに会いたいと」
『あー、なるほどー
目的はリヴァイと言うことですか』
「Aさん？
なんか…目死んでますよ…」
私の顔を覗き込みながらそう言うエレン
大丈夫、元々よ
「あぁ、随分、好かれてるみたいだな」
「ああいうぶりっ子は苦手だ」
苦笑しているエルヴィンを他所に、舌打ちをしながらそう言うリヴァイの目は、汚物を見るような目をしていた
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おぬ - イメ画むっちゃかわえぇ，，，作品も神、、、、むっちゃ面白いです！ (11月18日 22時) (
レス) @page2 id: 4b0e14d64e (このIDを非表示/違反報告)
ああ - 今更なんですけどイメ画めっちゃ可愛いですね！！ (10月1日 22時) (レス) @page2 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
デンプン。(プロフ) - ああさん» 嬉しいコメントありがとうございます！ 既に3rdまで執筆しているので、よろしければそちらもお願いします！ (9月3日 21時) (レス) id: 3b740f393c (このIDを非表示/違反報告)
ああ - とても面白かったです。更新待ってます！ (9月3日 19時) (レス) id: d425432768 (このIDを非表示/違反報告)
デンプン。(プロフ) - メロさん» 嬉しいコメントありがとうございます！ 頑張りますね！ (2022年11月18日 18時) (レス) id: 21905b0a6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：デンプン。
| 作成日時：2022年11月2日 2時
