■"EP.19 ページ22
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Aside
「で、話ってなんだ」
そう言う、リヴァイの言葉が、やけに団長室に低く響いた
エルヴィンから呼び出されて数十分
私たちはシーンと静まり返ってる団長室で、エルヴィンを囲むように座っていた
「…大変な事になった」
手を組みながらそう言うエルヴィン
『もしかして、被検体の事？
確かにハンジは落ち込んでたけど…そこまで…』
「そうだ、あのクソメガネの事だ
直ぐに立ちn…」
リヴァイがそう言うとそれに口を挟むエルヴィン
「いや、その事じゃない」
『…え？』
被検体の事じゃないとしたらなんだ？
…あれ…？待てよ…
なんか前にもこんな事あったような…
確かあの時って＿＿
『…エマ令嬢…』
私がその名を口にした瞬間、エルヴィンの眉間が微かに動いた
正解か＿＿
「あいつか…」
「…あぁ、昨夜に連絡があってね
エレンの巨人化を見てみたいと」
「あ…あの…エマ令嬢とは？」
おずおずとした様子で聞いてくるエレン
そっか、エレンは初めてなのか
どこから話せばいいのやら。
少し考えた後に、私は口を開いた
『…多分、訓練兵の時座学で習ったと思うわ
ウィーン家は覚えてるかしら？』
「ウィーン家…？」
一瞬、考え込んだエレンだったが、思い出したかのように小さな声をあげた
“ウィーン･シャントリア”
貴族派の人間で、三つの兵団に多額の寄付をしている為、ザックレー総統でも頭が上がらない
そんな人物だ
『その顔は覚えてるわね
習った通りウィーン家は、三つの兵団に多額の寄付をしている』
「……」
『で、その家の娘さんエマ令嬢は、半年に1度、調査兵団に訪れて一緒に訓練をするの』
「…訓練…ですか？」
『そう』
そこまで聞くと、黙ってしまうエレン
『で、そのお嬢さんが凄くわがままというか…性格がちょっと…っていうか』
本当はこんな事を言ってはならない
性格が悪かろうが何だろうが、あくまでも貴族だ
だが、事実な事には変わりない
エルヴィンとリヴァイも何も言わず頷いた
暫し、沈黙が流れる
その数秒後、エレンが口を開いた
「俺は…いいですよ」
それは、私たちの予想と反する答えだった
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おぬ - イメ画むっちゃかわえぇ，，，作品も神、、、、むっちゃ面白いです！ (11月18日 22時) (
レス) @page2 id: 4b0e14d64e (このIDを非表示/違反報告)
ああ - 今更なんですけどイメ画めっちゃ可愛いですね！！ (10月1日 22時) (レス) @page2 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
デンプン。(プロフ) - ああさん» 嬉しいコメントありがとうございます！ 既に3rdまで執筆しているので、よろしければそちらもお願いします！ (9月3日 21時) (レス) id: 3b740f393c (このIDを非表示/違反報告)
ああ - とても面白かったです。更新待ってます！ (9月3日 19時) (レス) id: d425432768 (このIDを非表示/違反報告)
デンプン。(プロフ) - メロさん» 嬉しいコメントありがとうございます！ 頑張りますね！ (2022年11月18日 18時) (レス) id: 21905b0a6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：デンプン。
| 作成日時：2022年11月2日 2時
