目標8話 ページ10
ツナside
"いつの間に！？"と驚いていると、Aはクスっと笑った後「ついさっきですよ」と言った
全く気がつかなかったオレって･･･と落ち込んでいると獄寺君が急にしゃがみ込みオレの肩を掴んだ
獄寺「10代目！！すみませんすみません！！」
ツナ「ちょっ！？獄寺くん！？」
いきなり謝っては悲しそうに"オレがしっかりしていれば"と後悔の様な言葉を呟いて
はっ･･･と思い出し、今まで聞きたかった事を言った
ツナ「あ、の･･･二人とも、聞きたいことがあるんだけど･･･」
獄寺「はい」
A「･･･」
オレの震えた声に、獄寺君は不安そうに聞き返し、Aは何も言わずにオレを見つめる
ツナ「なんでオレ、か、棺桶に･･･？」
獄寺「ッ！！
そ、れは･･･」
言いづらそうに俯く獄寺君と、ただ悲しそうにオレを見るA
もしかして、オレって───
そう思ったその時、2人からピンク色の煙が出る
ぼふんっ
獄寺「じゅ、10代目！！」
A「ボンゴレに･･･獄寺君まで」
タイミング悪く現れたのは、俺のよく知る10年前の獄寺君達だった
ツナ(一番知りたかったの聞きそびれたー！！)
獄寺「10代目！よくご無事で！！」
A「･･･」
ガーンと落ち込んでいるオレに、ニカッといつも通り微笑む獄寺君
A「あれ、ボンゴレの手に持ってるそれなんですか？」
ツナ「あ、そうだ！！
このリング、10年後のAが過去の自分に渡してって」
獄寺「あれ、なんかこの箱棺桶みたいっすね！！」
ツナ(棺桶なんだよ！！！)
その言葉にAは酷く驚いた顔をすから、不思議に思って"どうしたの？"と聞くと、笑って"すみません"と言った
A「有難く貰っておきますね！」
ツナ「う、うん」
────･･･リングを渡した後オレは獄寺君達に、10年後のAから教えてもらった情報をすべて言った
渡された写真にうつっている眼鏡の男をじーっと3人で見つめる
A「過去に帰れない･･･か」
獄寺「10年後のコイツの言うこと信用していいんスかね･･･」
ツナ「でも実際5分経っても帰れてないし･･･
そういえば、10年後の獄寺君Aに敬語だった！」
そう言うと獄寺君は「オレがコイツに！？？？」とものすごく驚いた顔をする
その姿にAも少し驚いた顔をしていた。
その時、後ろからガサッと音が聞こえ3人で振り返る
「はじめまして、さようなら」
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クロにゃんスリーピー(プロフ) - 凄く続きが気になります！更新頑張って下さい！応援しています！！ (2021年5月15日 2時) (
レス) id: 803aa7d309 (このIDを非表示/違反報告)
桜夜(プロフ) - 続きが凄く気になります！！！更新待ってます！！頑張ってください！応援しています！ (2019年8月28日 0時) (レス) id: 4180bbe458 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くじょー | 作成日時：2019年3月18日 5時
