目標29話 ページ31
爆発音に驚きながらも、山本は刀を手に取りながら じっと煙の先を見る
その煙から「コッチです！」と高い女の子の、聞いた事のある声が聞こえてきた
そしてその声とは真逆の「急いで！早くｯ」と、またしても聞いた事のある男性の声も聞こえてきた
ツナ「ッ！！あ、あれは･･･！！
ランボにイーピン！！」
山本「･･･誰かを連れてるな」
獄寺「！！」
獄寺がそれを聞いてよーく先を見てみると、ランボとイーピンの向いている方向に もう二人の人影が見えた
その時、イーピンがツナのよく聞く名前を出す
イー「京子さんハルさん逃げて！ここは私が･･･！」
ツナ「やっぱり･･･！！！」
その時、空中から嵐の炎の塊がイーピン達に向かって落ちてきた
その衝撃でイーピンとランボがこちら側に飛ばされてきた
獄寺「上か･･･！！」
ツナ「えっ！？」
獄寺と共に上を見上げると、そこには嵐の炎で飛んでいる 鎌を持った少年と男性がいた
いかにも悪顔といったような顔でイーピン達を見下ろす･･･ブラックスペルの野猿と太猿
山本「ミルフィオーレのブラックスペル･･･！」
ツナ「ぶらっく、スペル･･･ッ？
っそうだ！！京子ちゃん達が！！」
A(！！･･･京子ちゃん･･･)
山本「行くぜ！！
ボンゴレリングからマモンチェーンを外せ！」
その言葉に少し驚くも、言われた通りにマモンチェーンを外す獄寺とツナ
野猿はボックスから鎌を出すと、泣いているランボを見てニヤリと笑うと 一気にランボに向かって嵐の炎を投げる
ドォォンッと鳴る音と同時に煙が舞うと、野猿「弱った所を狩ってくる！」と言って太猿から離れた
野猿「へっ！そこの影！首いただきぃ！！」
鎌を振り下ろした瞬間、カキィンと刀と鎌がぶつかる音が響く
刀を持っているのは･･･いつの間にかツナ達から離れた山本だった
野猿「！
･･･兄貴ぃ、コイツ誰だぁ？」
太猿「･･･ターゲットリストに載ってたかもしれねぇが、消えてく人間をいちいち覚えちゃねーな」
野猿はその言葉にニヤリと笑い「だよなァ」と言いながら鎌を振り回すが･･･
山本が刀で全て受け止める
山本「･･･時雨蒼燕流 八の型──」
太猿「！
離れろ野猿！！」
野猿「！」
刀を雨の炎が纏ったその瞬間、山本は野猿に向かって素早く刀をふるった
山本「───篠突く雨･･･！！」
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クロにゃんスリーピー(プロフ) - 凄く続きが気になります！更新頑張って下さい！応援しています！！ (2021年5月15日 2時) (
レス) id: 803aa7d309 (このIDを非表示/違反報告)
桜夜(プロフ) - 続きが凄く気になります！！！更新待ってます！！頑張ってください！応援しています！ (2019年8月28日 0時) (レス) id: 4180bbe458 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くじょー | 作成日時：2019年3月18日 5時
