目標11話 ページ13
あれから数時間走っていると、ふいにラルが焦ったようにピタリと止まった
A「ラル？どうし──」
ラル「ッ隠れろ！！」
ツナ「えっ！？」
驚きながらも、ラルの言われた通り近くの4人くらいが隠れられる大きな岩の後ろに隠れる
状況を把握できてない3人を"動くなよ"とラルは言った
獄寺「なんだよ急に･･･！」
ラル「静かにしろ」
岩から顔をだし向こうを見るラルに、Aは不思議におもい、耳に集中する為に目を瞑る。
よく聞くと小さく･･･ドスッ、ドスッという重たい機械音が聞こえてきた
A(ストゥラオ・モスカ･･･！！
明日の夜出会うハズじゃ･･･ッ)
ラル「4人でも勝てる相手じゃない、全滅だ･･･ッ！！」
ラルはギリッとはをたててそう言うと、ツナに緊張が伝わり頬には少し冷や汗が流れていた
アジトはまだ先、自分達以外人の気配はない
ラルはノントゥリニセッテを浴びていて危ない状態、獄寺君とツナは未来に来たばかりで勝てない
A「･･･ラル、獄寺君、ボンゴレ」
ツナ「･･･A？」
ゴクリと、自分の喉が鳴る。
ずっとしまっておいた手袋と、死ぬ気丸をポケットから出す
ラル「！！･･･まさか！！」
獄寺「おい、それ10代目と同じ･･･！！」
A「今の君たちじゃあのモスカに勝てない。
オレがあのモスカと戦います」
ツナ「な、何言って･･･！！！」
"今のオレなら大丈夫"･･･そう自分に言い聞かせ、1歩ずつラルたちから離れる
ツナ「･･･オレも、行く」
A(確かに、モスカにバレる原因はオレと同じだとしたら･･･)
獄寺「10代目が行くならオレも･･･！！」
A「･･･わかりました。
ボンゴレはオレに着いてきてください
獄寺君はラルと此処に居てください」
その言葉に獄寺君は"なんでてめぇの言う事を"と発狂する、ラルも"無茶だ！！"と否定的だ
Aはそれを無視し、"ボンゴレ、着いてきてください"と言った
ツナ「じゃあ獄寺君、此処で待っててね･･･？」
獄寺「クッ･･･
じゅ、10代目の命令ならば･･･」
ラル「･･･身の程知らずが」
Aは苦笑いでその会話を見たあと、ラル達とは真逆の岩に向かった
ツナ「･･･」
A「･･･」
ツナ「･･･A、あの──」
A「いつか話します」
言葉を遮ってそう言うと、ツナはもう何も言わなかった
ただずっと、Aの背中をおった。
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クロにゃんスリーピー(プロフ) - 凄く続きが気になります！更新頑張って下さい！応援しています！！ (2021年5月15日 2時) (
レス) id: 803aa7d309 (このIDを非表示/違反報告)
桜夜(プロフ) - 続きが凄く気になります！！！更新待ってます！！頑張ってください！応援しています！ (2019年8月28日 0時) (レス) id: 4180bbe458 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くじょー | 作成日時：2019年3月18日 5時
